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ホテルニューグランド&富士屋ホテル
名門ホテルを旅する共同宿泊プラン

箱根・横浜のホテルを巡る3日間「ハイカラの旅」

「ホテルニューグランド」本館の外観。

 その昔、大正8年ごろのこと。箱根宮ノ下の「富士屋ホテル」がアメリカ製の大型自動車を購入し、送迎バスとして利用しはじめた。当時、外国人ゲストが多く滞在していた横浜の「グランドホテル」との間で、直通運転もしていたのだとか。

 その後、関東大震災によって「グランドホテル」は瓦礫と化してしまったものの、1927年(昭和2年)に関東大震災からの復活のシンボルとして「ホテルニューグランド」が新たに開業。西洋からのゲストを迎える日本代表のホテルとして官民一体となって作られた。

「富士屋ホテル」外観。

 今回は、そのような歴史的背景を持つふたつのホテルのコラボレーションによる宿泊プラン「ハイカラの旅」を紹介しよう。

 時を超えて愛されるふたつの名門クラシックホテル、それぞれの歴史や文化にふれるプログラムが組み込まれた2泊3日の旅。ホテル間の移動は専用タクシーで(片道のみ)。そして客室はいずれもデラックスツインルームが用意される。

 さらに各ホテル内をコンシェルジュが案内する「ホテル探訪ガイドツアー」やウエルカムドリンクなどのオリジナル特典が付き、伝統を紡いできた名門ホテルならではのおもてなしを存分に体験できる内容となっている。

「ホテルニューグランド」本館グランドデラックスツイン。

 1927年に開業した「ホテルニューグランド」の見どころは、なんといっても横浜市認定歴史的建造物および経済産業省認定近代化産業遺産に指定されている、本館。本館正面玄関に続く大階段にはニューグランドブルーの絨毯が映え、異国情緒が漂い荘厳な雰囲気だ。

 かつて横浜の大人たちが集う社交の場だった舞踏室(Ball Room)をはじめ、開業当時から変わらない空間や設えがそのまま残されており、「まるで建物そのものが美術館のようだ」と称されるほどだ。

「富士屋ホテル」デラックスツインルームの例。

 1878年(明治11年)創業の「富士屋ホテル」は、登録有形文化財および近代化産業遺産に認定された和洋折衷の館。歴史をしのばせる意匠が凝らされた「本館」「西洋館」「花御殿」「フォレスト館」の4棟はすべて竣工期が異なるため、時代ごとの趣を感じさせる。

 また古くから著名人に愛されてきたホテルだけに逸話も数多く、「花御殿」には130余年の歴史が詰まった「史料展示室」があり、創業当時からの写真や調度品を展示している。

<次のページ> 両ホテル伝統の味を堪能

2016.03.23(水)

文=立花奈緒(ブレーンシップ)

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