今日の絶景

今日の絶景

巨大神像の頭部ばかりが転がる
トルコの不思議な世界遺産

Magnificent View #477
ネムルト山(トルコ)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 荒涼とした土地に、頭部だけの巨大な像が点在する奇妙な光景。ここは、トルコ東部にある標高2134メートルのネムルト山頂。

 直径152メートルの頂上部に並ぶのは、ギリシャ神話やペルシャ神話に登場する神々の石像。これらは、ギリシャ的な顔の造形と、ペルシャ的な服装・髪型の特徴を備えているため、この地には多民族が暮らす都市があったとされている。

 長い間、荒地のなかに潜んでいたこの歴史的遺産は、19世紀後半、オスマン帝国軍が山頂付近を行軍した際に偶然発見され、本格的な発掘調査が行われるようになった。

 現在は世界遺産にも登録されているネムルト山。実際に訪れてみると、目の前に巨大神像が並び、足元にはその頭部が散在しているという、なんとも奇妙な光景を目にすることができる。

2015.01.20(火)

文=芹澤和美

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