都内の人気ホテルで毎年人気の逸品
いちごが主役のアフタヌーンティー

　人気がますます高まるホテルアフタヌーンティー。なかでも特に毎年待ち焦がれている人が多いのが、この時期さまざまなホテルで提供されている、いちごのアフタヌーンティー。

　そこで今回は、王道アフタヌーンティーを中心に、いちご尽くしのフードメニューを揃えるところまで、都内3軒のホテルをご紹介します。

いちご尽くしのアフタヌーンティー「ストロベリー ジュエルズ」

◆アマン東京

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 「アマン東京」の33階「ザ・ラウンジ by アマン」では、芳醇な甘みと酸味を併せ持つ国産のいちごをふんだんに使用したメニューが堪能できる、いちご尽くしのアフタヌーンティー「ストロベリー ジュエルズ」を期間限定で提供中。

　テーブルにつくと最初に供されるのが、いちごの粒の食感と、甘みと酸味が口の中にさわやかに広がる、フレッシュなスムージー「本日の苺のスムージー」だ。

　そして、オリジナルの黒竹三段トレーに加え、宝石のように美しいいちごのスイーツが収められたアマン東京特製ジュエリーボックスが、今年はパーソナルサイズとなり、各テーブルにひとつずつ届けられる。

　アマン東京特製ジュエリーボックスには、いちごそのものの味わいが楽しめる2種のタルトと、口どけなめらかなムース、フレッシュストロベリーがずらり。

　スタイリッシュな三段トレーの上段でまず目を引くのが、ワッフルとチョコレートでつくった器に、いちごのシューと濃厚なピスタチオの風味のクリームを飾りつけた「苺のバスケット サントノレ」。そのまわりには、さわやかな「苺とルバーブのタルト」とフレッシュなミックスベリーが添えられている。

　中段には、酸味と甘みのバランスがよいグラスデザート「苺とシャンパンのジュレ」や、「苺のフィナンシェ」などが、愛らしい色合いのスイーツが並ぶ。

　そしてトレー下段を彩るのは、プレミアムな食材といちごの風味が楽しめるセイボリーの数々だ。

　中央には、緑が鮮やかなほうれん草のピューレを練り込んだ生地でポークパストラミを巻いたクレープロールが。

　このほか、ストロベリーパウダーでアクセントを付けたリードヴォーのソテー、甘酸っぱいトマトといちごのジュレを合わせたチーズのギモーヴ、ベリーのビネグレットと和えた伊勢海老のサラダなど、いちごの甘みと酸味で引き立つさまざまな食材がハーモニーを奏でるメニューをラインアップ。

　いちごと相性のよいシャンパーニュ「デュヴァル＝ルロワ ブリュット レゼルヴ」のフリーフローオプションも用意されているので、いちごのメニューとともに、最上級のホテルで過ごす空気感を贅沢に堪能したい。

文＝立花奈緒(ブレーンシップ)