2022年1月3日(月)03:35に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、山羊座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

“未来の私”に向けて種を蒔く象徴的な一日に

 新しい年、2022年が始まりました。世界ではさまざまな動きがありますが、今年も自然を敬い月のリズムを意識して暮らすうちに心が整います。

 1月3日(月)の新月は山羊座で起こります。

 山羊座と関わりの深いギリシャ神話の神は、「時間」を司るクロノス。

 人生は永遠ではなく、生命には限りがあるということを、時間という概念を通じて教えてくれます。

 時間や期限を設けることで、夢や目標により具体的に近づいていく方法を、この新月は指し示してくれます。また山羊座は社会性と関わる星座です。

 この新月は、仕事への責任感や自己管理能力を高めてくれます。

 長期的展望に経ち、しっかりと予定を組み、目標達成に向けてストイックに立ち向かう力を授けてくれます。

 “社会の中で生きている私”を自覚させてくれるのが、山羊座の新月です。

 この新月に対し、牡牛座を運行する天王星がトライン(120度の調和角)を作るので、夢や目標を実現するために必要な独創性やアイデアに恵まれる日です。

 この日は、年の初めに自分を見つめ直すと同時に、“未来の私”に向けて具体的に種を蒔く象徴的な一日となるでしょう。

〈『ムーンブック2022』(MdN)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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