“パレスホテル”による新ブランドホテル誕生「Zentis Osaka」(ゼンティス大阪)

 パレスホテルのセカンドラインともいうべき、宿泊主体型ホテルの「Zentis Osaka」が2020年7月15日(水)にグランドオープン。

 ホテルは地上16階建て複合施設の1階から13階に位置し、1階に宿泊者専用ロビーラウンジ、2階にラウンジ・バー・レストラン。3階~13階にスイート2室含む全212室の客室を配した構成となっている。

 この「Zentis」という名は、究極を象徴する「Z」と、ラテン語で“本質”を表す「entis」、また日本語の「zento(前途)」、「en(縁)」からつくられた造語。

 自らのライフスタイルを極める人たちが、暮らすように滞在を楽しみながら、前途を切り拓き、縁とめぐり合える場所に、との想いが込められている。

 そしてコンセプトは、“Encounters of a New Kind 感性が、深呼吸する場所”。洗練されたデザインとサービスで国内外のゲストの感性に響く、上質で快適なホテルステイを提供することを目指すという。

 インテリアデザインは、世界のラグジュアリーホテルを数多く手掛けているインテリアデザイナーのタラ・バーナード氏率いる「タラ・バーナード&パートナーズ」が担当。

 大阪の中心で知的好奇心をくすぐるような体験を求める、洗練されたゲストをターゲットに、館内は自然な素材と色を基調にしたデザインが施されている。

 全212室の客室は、Studio(ステュディオ/25平米)を中心に、Corner Studio(コーナーステュディオ/32平米)、Suite(スイート/57平米)の3タイプ。

 Studioはコンパクトながらも、間口がたっぷりとられているため広々とした印象を受ける。

 客室内にはナチュラルで落ち着いたトーンのインテリアが配され、居心地のよさを演出。もちろん快適なステイのための機能性も十分だ。

 Corner StudioとSuiteには、シャワーブースのほかにバスタブも備わっており、どちらも1~3名までの利用が可能。

 さらにSuiteの場合、リビングルームとベッドルームの間を仕切って2つのプライベート空間として利用できるため、用途に合わせて上質な寛ぎの滞在が可能。

 ラウンジ・バー・レストラン「UPSTAIRZ(アップステアーズ)」は、朝食からディナーまで利用できるオールデイダイニングレストランに、アフタヌーンティーやカクテルを楽しめるバーラウンジが併設されたスタイリッシュ空間。

 そんな「UPSTAIRZ」では、東京・中目黒のミシュラン1ツ星「CRAFTALE」のエグゼクティブシェフ大土橋真也氏が監修する、季節の食材をふんだんに取り入れた五感をくすぐる料理を堪能できる。

 個室やテラス席も用意されているので、さまざまなシーンや用途で活躍してくれるはずだ。

Zentis Osaka(ゼンティス大阪)

所在地 大阪市北区堂島浜1-4-26
電話番号 06-4796-0111(代) 
https://zentishotels.com/ja/osaka/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)