マルチカルチャーな街、香港では、多国籍な料理人が知識や文化を交換し、そこからインスピレーションを得た新しい料理が毎日のように生まれている。

 香港らしさが凝縮したファインダイニングから、もう目が離せない。


◆HAKU(ハク)

 日本料理をテーマに、日本各地から集めた食材を使いながらも、日本料理の枠を超え、世界の食文化の豊かな多様性を感じさせるのがこちら。

 昼も夜も板場に立つシェフ、アウグスティン・バルビさんはアルゼンチン出身。

 南北アメリカの有名店での修業を皮切りに、東洋と西洋、北半球と南半球と、世界中で様々な食体験を重ねてきた。

 そんな彼が極めたいと選んだのが日本料理。東京や大阪の名店で修業し、シェフに就任した。開店から2年が過ぎ、料理はますます自由にクリエーティブになっている。

 香港を旅行するたびに足を運びたくなる一軒だ。

HAKU(ハク)

所在地 G04B, Ground Floor, Ocean Terminal,Harbour City,17 Canton Road, Tsim Sha Tsui, Hong Kong
電話番号 852-2115-9965
営業時間 12:00~14:30、18:00~22:00
定休日 無休
※コースのみ。ランチ 450香港ドル~、ディナー 1,480香港ドル
http://haku.com.hk/

※1香港ドル≒13.67円(2019年8月現在)

Feature

多彩に華麗に進化中
最旬ファインダイニング

Photo=Atsushi Hashimoto,Takashi Shimizu
Cooperation=Hong Kong Tourism Board