子供が生まれてからというもの、生活は様変わりしました。

 いつでも気の向くままに夫と外食をしたり、友達と遊びに出かけたりしていた自分中心の生活から、泣けば自分のことは二の次で一目散に飛んでいかねばならない、小さな怪獣中心の生活に。

 ご飯がゆっくり食べられないのは当たり前、お風呂にのんびり浸かることも、もちろん素敵なレストランでディナーなんて、とんでもない! そんな生活なのに、ストレスをためることなく、「泣いているときは怪獣だけど、寝ていると天使みたい」と我が子の寝顔を見て思えるのですから、赤ちゃんの持つパワーって、本当にすごい、と日々実感しています。

 先に子供を授かった友人が「自分の子供って掛け値なしに可愛いと思うでしょ? それって大変な育児を親が放棄しないよう、『我が子は可愛い』と思うようにセットされているからだと思う」と言っていました。

 実際、赤ちゃんが見せる、新生児微笑という微笑みは、お母さんのマタニティブルー予防のためとも言われていますから、彼女のコメントは真実なのかもしれません。

 さて話は戻りますが、変わったといえば、洗濯の回数。

 二人暮らしの時に比べ、段違いに増えました。

 夫と二人のときには平日1回、休日1回まとめて、1週間に2回で済んでいたのに、今では、寝起きのたびに湿っているベビー服、げっぷと一緒にコポッと吐きだしたミルクで汚れたロンパース、おむつがずれていたのか汚れてしまった肌着、沐浴に使ったタオル……と1日に何度も大量の洗濯物と格闘する毎日です。

 余談になりますが、そもそも、新生児は大人に比べてかなり小さいものの、発汗量は大人とさほど変わらないといいます。同じ皮膚面積で発汗量を比べると、新生児は大人の2倍以上の発汗量があるとか。(しかも、新生児は授乳やねんね、おむつ替えなど基本的な動作だけで発汗してしまうそう!)

 そんなあせっかきの赤ちゃんが着るものですから、“いくら洗ってもくたびれない”頼れるベビー服が一番! と、いろいろ着せ比べてみました。

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2011.12.20(火)