人生を彩る旅物語

人生を彩る旅物語

飛行機の達人が語る上質な旅
「移動時間を有効に過ごすコツ」

 旅には、人それぞれ絶対に譲れないライフスタイルの美学が反映されるもの。だからこそ、すべてのこだわりが成就したとき旅は真に贅沢なものとなるのです。

初めて飛行機に乗ったときの感情が原点

 旅は、旅を呼ぶ――私はいつもこう思います。根がせっかちなせいか、旅から帰ってくると、すぐ次に行きたくなってしまうほど。最近は、旅の準備中に、その次の行き先を考えるということまであり、年齢を重ねてもなお、旅への憧憬は深まっていきます。

 子どもの頃から無類の飛行機好き。初搭乗は生後7カ月で、九州の祖父母の元へ。ひとりで飛行機に乗ったのはたしか10歳。周囲の大人のサポートがあってのことですが、期待と不安がない交ぜになったあの感情を今でも思い起こせます。これが私の旅の原点で、20歳のアメリカを皮切りにそれから毎年、海外への旅を欠かしていません。

 若い頃はバックパックひとつで放浪していましたが、最近はビジネスクラスなどを利用して、移動自体にもこだわるようになりました。その理由は、まず、体がラクなこと。現地でのパフォーマンスが断然よくなります。次に、効率がいいこと。出発前から快適なラウンジが使え、広いシートに豪華な機内食、時短ともなる荷物の優先的なピックアップなど……数え上げたらキリがないほど、その利点が多いから。

 機内で原稿を書くこともあるし、旅前に詰め込んだ仕事のせいでとにかく眠りたい時もあります。そんな希望を叶えるにはやはり移動にこそ気を使うべしという結論に至りました。

 効率性を説きながら、旅先での寄り道も大好き。あえて経由便で行くのが気に入っていて、特に香港は本当に便利だと感じています。ヨーロッパからの帰りに寄航するのがよく、こってりとした料理を堪能した後は、異国情緒に浸りつつ、同じ出汁文化の彼の地でワンタン麺やお粥を胃の腑に収めるとホッとします。たとえ数時間のトランジットでも、複数の異なる趣あるラウンジが点在する香港国際空港なら十分に楽しい。

 移動中の空港まで堪能するのが私のスタイル。空港には旅立ちの昂揚と別れを内包する一種のもの悲しさが溢れていて、10歳で受けたあの洗礼を味わうため、私は明日も旅をするのです。

藤村 岳(ふじむら・がく)
男性美容研究家・エッセイスト。独自の理論で男性美容のパイオニアとして活躍。情報サイトAll Aboutではメンズコスメガイドを務めるほか、商品開発のコンサルティングなども手がける。最新刊『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』(宝島社)が2016年2月より発売中。


ヨーロッパ路線を拡大中! 香港経由で旅がもっと楽しく

香港―ロンドン・ガトウィック線には最新鋭のエアバスA350が就航予定。

 日本7都市・8空港から香港へ毎日20便以上を運航しているキャセイパシフィック航空。香港からその先のフライトも充実しています。2016年6月のマドリード線に続き、9月にはロンドン・ガトウィック線も運航開始。現在毎日5便のロンドン・ヒースロー線、毎週4便のマンチェスター線と合わせて、英国へのアクセスが一段と便利になります。

新ブランドコンセプトによるデザインが好評、羽田のキャセイパシフィック・ラウンジ。

 また、香港国際空港に6つあるラウンジも魅力的。スタイリッシュな空間でくつろげるほか、ワークステーションやシャワーも完備。豊富なフードメニューも上質な美味しさです。心が弾むおもてなしに、旅の楽しさは倍増すること間違いなし! 旅することの新たな喜びを発見することでしょう。

キャセイパシフィック航空が提案する「Life Well Travelled」

● Miss Adventure(ミスアドベンチャー)

● Family(ファミリー)

● Road Warrior(企業戦士)

【問い合わせ先】
キャセイパシフィック航空

グローバルコンタクトセンター
フリーダイヤル 0120-46-3838(日本国内9:00~17:30 日曜・祝日休)

URL http://www.cathaypacific.co.jp/lifewelltravelled/
Facebook https://www.facebook.com/cathaypacificJP/
Twitter https://twitter.com/jpcathaypacific

<この記事の掲載号>

CREA Traveller 2016年夏号

永遠に飽くことのない王都へ
熱きロンドン
PASSIONATE LONDON

定価1110円(税込)

2016.06.10(金)

文=藤村 岳
編集=矢野詔次郎
写真=Ilia Torlin、Leung Cho Pan、Piyato/123RF

※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

CREA Traveller 2016年夏号

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