気になる世界の街角から

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ローマで予約必至のビーガンレストランは
6匹の猫が気ままに暮らす癒しの空間

猫好きにはたまらないローマのレストラン

静かな住宅街の一角にある「Romeow Cat Bistrot」。

 世の中の動物好きは「犬派」と「猫派」に分かれると言われるが、「愛猫はお留守番」「諸事情で猫が飼えない」など、ローマを旅行中に様々な理由でふと猫が恋しくなってしまったら迷わず「Romeow Cat Bistrot」へ足を運んでみよう。

思い思いの場所でゆったりくつろぐ店内の猫たち。

 「ロメオウ(ローマ+ミャオ)」という、少々ふざけた名前に吹き出してしまうのだが、実はこの店、レストランとして評価が高く、平日でもディナーはいつも満席。1週間ほど前から予約を入れないとテーブルを確保するのが難しい。というわけで、ふらっと行くならティータイムを狙うのがお薦めだ。

客がいない2階席のソファを独占する猫。
猫のためのおもちゃやくつろぎの空間が店内のいたる所に設けられている。

 そもそも「Romeow Cat Bistrot」に行ってみた理由は猫が目的ではなく、ビーガンの友人に誘われたからだ。彼女は体質改善を目的に数年前からいっさいの動物性食物を摂取していなくて、最近、ローマで増えつつあるビーガン対応の店をいろいろ開拓しているのだが、そのうちの一軒が同店だったのである。食材が極端に制限されるビーガンメニュー。だが、そんななかで「Romeow Cat Bistrot」の料理はとても工夫が凝らされていて非常に人気があるのだ。

窓から差し込む陽射しが心地よいティータイムの店内。

 私たちが行ったのはちょうどランチタイムを過ぎたあたりの昼下がり。店内で暮らす6匹の猫(雄3+雌3)は、彼らも食事を終えたばかりなのか、ランチ客が引いた後で人の往来が落ちついたからなのか、思い思いの場所でくつろぎモードに入っている。たまにテーブルをのそのそと横切る猫に甘い声で話しかけても見向きもしない(苦笑)。「犬派」に猫が好まれない理由のひとつである。

オーナーのヴァレンティーナ(写真手前)自身もビーガン。

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2016.05.24(火)

文・撮影=村本幸枝(アッティコ)

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