<大分の海と発酵をテーマにした一夜限りのスペシャルテーブル>

「食」と「ものがたり」を通して海を伝えるウェブメディア「海のレシピプロジェクト」を運営する海のレシピプロジェクト実行委員会は「HAKKO MARUNOUCHI 2022 Spring」に企画参加し、5月12日(木)にTOKYO TORCH 常盤橋タワー3階「MY Shokudo Hall & Kitchen」にて、HAKKO RESTAURANT Vol.1 「海辺の風土が育む、料理とものがたりfeat.海のレシピプロジェクト」を開催いたしました。

今回の企画は、海の食材を食べること、海について語ること、海の音楽に身を委ねることで、参加者の皆さんと共に”海のものがたり”に触れる機会をつくりたいという目的のもとで、三菱地所株式会社が推進する食育プロジェクトEAT&LEADとコラボレーションしたイベントです。このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。

●イベント概要

●海と山と私たちは繋がっている。大分の海と発酵をテーマにしたコース料理とトークセッション

前半は、大分県日田出身の八雲茶寮総料理長でFOOD NIPPON代表の梅原陣之輔さんによるお料理「里山里海をテーマにしたショートコース」を来場者に提供しました。さらに大分県佐伯市に創業され今年333年を迎えた「糀屋本店」の浅利妙峰さんにオンラインでご登壇いただき、梅原さんと共に海にまつわるトークセッションを展開しました。

登壇者

八雲茶寮総料理長、FOOD NIPPON代表 梅原陣之輔さん

糀屋本店、こうじ屋ウーマン 浅利妙峰さん (リモート出演)

海のレシピプロジェクト ディレクター 青木佑子

司会・スティルウォーター  白石宏子

冒頭は、それぞれが海に感じることをテーマにお話しいただきました。海が身近な大分県佐伯市で育った浅利さんは、「採った小さい魚は調理して大切に食した」という幼少期の思い出や郷土料理の話も織り交ぜながら、「海の食材をいただくことは命を輝かせることだ」と語りました。梅原さんからは、海への憧れや沿岸部の郷土料理について触れながら、プロならではの魚のおすすめの調理法なども伝えていただきました。会場でも週に一度は魚を食べるという方が多く、魚を捌いて調理されるという方も。皆さんの海への意識の高さがうかがえました。

次に、昨今の環境の変化について話が及ぶと、同じく海に囲まれた島国であるニュージーランドでのエピソードを話した浅利さん。その環境意識の高さとアクションに日本の自分たちとの大きなギャップを感じたといいます。梅原さんは、お店の閉店後にシェフ仲間で開催している食材や環境に関する勉強会の話から、海の豊かなプランクトンを育ててくれる山の存在について語りました。海と山との距離がとても近いという大分県佐伯市で育った浅利さんも、海と山の間にある里に住んでいる私たち人間がもっと自然環境を意識していくことの重要さを伝えました。

海の現状を知って、小さなことでもアクションを起こすこと。浅利さんの「海の気持ちになってみようよ」という言葉に海の命を感じたという海のレシピ・ディレクターの青木は「大きな問題ながら今後も海のレシピプロジェクトの活動を通して少しでも社会に変化をつくっていけたら。」と話しました。

●郷土に歌い継がれる民謡、太古の時代を感じる海。青柳さんによる「海の唄」生ライブを開催

後半は、世界各地で活躍される音楽家、青柳拓次さんをスペシャルゲストに迎え「海の唄」ミニライブを開催しました。長崎県・五島列島編で継承される漁師から生まれた民謡「五島ハイヤ節」の取材で、海のレシピプロジェクトと共に現地を訪れた青柳さん。会場前方のスクリーンには取材した五島列島の映像が映し出され、青柳さんの唄に耳を傾けながら、それぞれが海に思いを馳せるような会場の様子が印象的でした。

最後に、会場の皆さんから寄せられた「海の思い出」が紹介され、登壇者の皆さんからの締めくくりの言葉でイベントは無事に終了しました。

・今は郷土料理がどんどん失われ、民謡も歌い手がいなくなっている。民謡をアレンジして歌うことと、僕の郷土料理をベースにした料理は似ていると感じた。今後も生産者と繋がってお互いに良いものを作っていきたい。(梅原さん)

・私たちは海を見ることによって前世の記憶、太古の記憶を思い出す。その思い出のルーツとなっている海をきれいなまま未来に残すために、みんなで手を繋いで守ることが必要。(浅利さん)

・日々民謡が消えていっていることを五島列島で身につまされて感じた。また同時に世界の若い世代が民謡を掘り起こしアレンジしていることに希望を感じています。(青柳さん)

大分県の海と発酵をテーマに、美味しい料理を楽しみながら海に思いを馳せ、それぞれ異なる分野のゲストたちの海にまつわる想い、未来への展望、貴重な対話が生まれた一夜限りの贅沢な時間となりました。

●参加者からの声(終了後アンケートより)

・日常的に使わない調味料が多く、新たなおいしい出会いを作っていただき嬉しい。

・海の正しい知識を得て選択する力を身につけたい。「山を守ることは海を守ること」とはその通りだと思った。

・海について知っているようで知らなかったので良いきっかけになった。環境問題を自分事化できていないと痛感した。

・「命をいただいて自分を輝かせる」という言葉が印象的だった。食事をする時の気持ちが変わったような気がした。

・改めて食を残さない工夫が必要だと感じた。命をいただき生きていることを実感しなければと感じた。

・「まだ大丈夫」ではなく、小さな積み重ねを日々続けることが大切だと改めて気づかされた。

・私たちは自然に生かされているのだということを改めて感じた。

・小さい頃から海が身近にあり貴重に感じなかったが、東京に住んでいると貴重なことだったのだと感じた。これからも海の美味しいものを食べることができるよう海を守りたい。

●会場内では「海のレシピプロジェクト」関連ブースを展開

イベント会場となったTORCH 常盤橋タワー 3階「MY Shokudo Hall & Kitchen」には「海のレシピプロジェクト」の特設ブースを設置しました。

・海のレシピプロジェクト紹介のパネル展示

・五島列島ほか日本各地の食材、調味料の販売

・森岡書店の森岡督行さんのセレクトによる、海にまつわる本を集めた「Book Store」の展開

・会場ビルエントランス内、エレベーター前に本イベントのオリジナルバナーを掲出

海のレシピプロジェクト

海のレシピプロジェクトは、「食」を通じて海と人の新たなつながりを創り出す「海と食プロジェクト」の一事業として実施するものです。昨年行われた「海と食に関する意識調査」では、人は海を「おいしく食べる」ことに対しての興味関心は高いが、「海と食の知識」への興味関心はあまり高くないことが分かりました。この結果を受け、食をきっかけに海のことを考え、知ってもらうために、海と食プロジェクトでは色々な活動を行っています。

その中で海のレシピプロジェクトは、海にまつわる「食」と「ものがたり」を通して海を伝えるウェブメディアを展開しています。海の食材を用いた料理の作り手や海を思う人が増え、循環していくことを目指して、作品やものがたりに登場する海の料理や場面から着想した「海のレシピ」、各地の海にまつわる人々の声を届けながら、海の現状を伝える活動を行っています。

URL:https://uminorecipe.jp/

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運営団体:海のレシピプロジェクト実行委員会

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

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