■ペナンレストラン/マレーシア料理店【東京・芝公園】

サテー400円(鶏肉3本)。事前予約にて、牛肉のサテーも提供。人数に合わせて串の数はフレキシブルに調整してくれる。

 ペナン出身のファミリーが切り盛りする小さな店。3年前にオープンして以来、口コミで人気が広がり、今では東京中にファンを持つ店になりました。ここの「サテー」(400円/3本)は、長い串に小粒の肉を細長く刺しているのが特徴。これぞまさに現地のスタイルで、できるだけ短時間で、香ばしく焼き上げるためのテクニックなのです。付け合わせのきゅうり、玉葱に甘辛のピーナッツソースをつければ、ビールのおつまみにもぴったりです。

URL https://www.facebook.com/PenangRestaurant?fref=ts

■ラサ・マレーシア/マレーシア料理店【東京・銀座】

カジャンサテー864円(税込/鶏肉4本)。サテーの聖地といわれる“カジャン”という地方の名前がついている。

 銀座の一等地にあるクラシックな雰囲気の店。故郷の味を懐かしむマレーシア人の憩いの場であり、仕事でマレーシアと縁のある日本人ビジネスマンが集まる場所です。メニューにはマレーシアの土地名を冠した名物料理が並び、料理を味わいつつ、マレーシア全土を旅しているような気分になれます。ボリュームのあるサイズ感とジューシーな食感が特徴の「カジャンサテー」。熱々をほおばれば、肉汁がじゅわっと広がります。

URL http://r.gnavi.co.jp/g275501/

■ちりばり/マレーシア料理店【東京・五反田】

サテー420円(鶏肉3本)。スパイスは控えめでジューシーな肉質。カラフルなプラスチックの皿は現地調達したもの。

 日本人のシェフが、マレーシア現地で出会った味を次々にメニュー化。そのフットワークの軽さと抜群の味覚のセンスは、日本で最高レベル。ここの「サテー」(420円/3本)は、さらっとしたピーナッツソースがかかっていて、やさしくまろやかな味わい。スパイスが苦手な人でも、このサテーならするっと食べられるはず。どのメニューも都内の店とは思えないほどのリーズナブルな価格帯で、全16席の店内はいつも賑わっています。

URL http://r.gnavi.co.jp/kbbzd3mh0000/

2015.03.19(木)
文=古川 音
写真=古川 音、三浦菜穂子