この記事の連載

 幅広い知見を生かしてアウトドアカルチャーを提案するレーベル「焚火遊道」の猪野正哉さん、田中行太さんが、自然もグルメも街歩きも楽しめるウェルネスな日帰りトリップをコーディネート。

 その第一弾の舞台は山梨。午前中に天空のビーチ「白砂山」と「弥三郎岳」をサクッと登ったら、午後はその土地ならではの美味しいグルメを求めて、街散策を楽しもう。

<トレッキング前篇>初心者が山を楽しむためのポイント解説
<トレッキング後篇>パワースポット“龍脈”の通り道で瞑想と絶品おやつを楽しむ!
写真で楽しむ旅の記録


店主自ら採った珍しい山菜も人気 情緒ある古民家で蕎麦をすする

 夏のトレッキング後には、サッパリした喉ごしのいい蕎麦に限る! ということで訪れたのは、甲斐市の県道101号から少し脇に入ったところにひっそりと佇むそば・山菜洞「しを里」。

 養蚕に使われていた古民家を改装したという趣のある店内は、田舎のおばあちゃん家のような懐かしい雰囲気で居心地がいい。美味しそうなメニューの数々に悩まされながら、鮎川さんはそばと季節の野菜天ぷら、創作料理がセットになった「しを里定食」をオーダーします。

 お盆いっぱいに並べられた迫力満点の料理。まずは自家製の手打ちそばからいただきます。「飾らないシンプルな味で食べやすく、つるりとした滑らかな食感もたまりません」(鮎川さん)

 店主自らが近くの山で採ってくるという珍しい山菜もここの名物で、山菜おろし蕎麦を注文した大極さんと梅村も舌鼓を打ちます。

「イワタバコや桑の葉などの天ぷらは、普段口にすることがなくて新鮮。ほろ苦い感じもクセになります」(大極さん)

2023.07.30(日)
文=平野美紀子
撮影=深野未季
スタイリスト=永田哲也