うさぎ年ラベルのアマローネで飛躍の年に!

 昨年創業250周年を迎えた、イタリア北東部ヴェネト州ヴァルポリチェッラ地区を拠点とするワイナリー、マァジ社からうさぎ年ラベルのアマローネがリリースされました。

  “コスタセラ・ルナー・イヤー”アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ(750mL 13,200円)を2名様へプレゼントします。

“コスタセラ・ルナー・イヤー”アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ 750mL 13,200円。

 うさぎは穏やかで温厚な性質から「家内安全」の象徴であり、またその跳び姿から、うさぎ年は「飛躍」や「向上」の年とされています。卯年生まれの人は一般的にどんな性格かというと、もの静かで、優雅で、繊細と言われており、まるでイタリアで“Gigante Gentile(優しい巨人)”と呼ばれるアマローネのようです。

 アマローネは、バローロやブルネッロと並び、イタリアを代表する偉大なワインのひとつです。アマローネとは、ヴァルポリチェッラの土着品種であるコルヴィーナ種、ロンディネッラ種、モリナーラ種(補助品種)を収穫後に陰干ししてから圧搾、醸造するという特別な製法で造られています。このブドウの陰干しのことを、イタリア語で「アパッシメント」と呼びます。フルッタイオと呼ばれる非常に風通しのよい乾燥小屋で、竹製ラックに重ならないように並べられ、アパッシメント(陰干し)が行われます。マァジ社のアマローネに使われるブドウは、ここで最低でも100日間の乾燥期間を経て醸造されます。

陰干しブドウ。
フルッタイオ(乾燥小屋)。

 アパッシメント製法を施すことにより、ブドウの水分の約40%が蒸発し、ブドウの糖度、タンニン、色、アロマが凝縮します。そして、ブドウにボトリティス菌という貴腐菌が付き、この貴腐菌がグリセリンをもたらします。このようにして凝縮度が高く、なめらかで複雑なアロマを持つ優美なアマローネが誕生するのです。

 アマローネを語る上で欠かせない「アパッシメント製法」には実はとても長い歴史があります。時を遡ること、およそ2500年。アパッシメント製法は古代ローマ時代に始まりました。

 近隣の都市ヴェローナは、古代ローマ人により建てられた街です。ポルトーニ・デッラ・ブラという門を入ると有名なブラ広場につながります。目の前に広がる広場には、ヴェローナ音楽祭で有名な古代ローマ遺跡のアレーナ(円形闘技場)があります。

ブラ広場に繋がる門(ポルトーニ・デッラ・ブラ)。
アレーナ・ディ・ヴェローナ。

 ブラ広場にはレストランがひしめき合っており、どのレストランも楽しい雰囲気に溢れています。テラス席に座り、夕陽に染まるアレーナを眺めながらのアペリティーヴォは至福の時です。

アペリティーヴォといえば「スプリッツ」。
マッツィーニ通り。

 ブラ広場から続くマッツィーニ通りを辿っていくと旧市街へと入り、さらに北へ歩を進めるとエルベ広場があります。ローマ時代にはフォロ・ロマーノと呼ばれており、市民が仲裁や政治集会を行うための公共の場所でしたが、現在は果物、野菜、花などの店が広場全体にあり、大きなマーケットのようです。

エルベ広場。

 エルベ広場を過ぎて少し行くとアディジェ川が見えてきます。アディジェ川に沿って北へ進むとピエトラ橋があり、そこを渡るとアレーナよりも古いローマ劇場があります。今でも芝居、バレエやコンサートが上演されている劇場です。

ピエトラ橋。
ローマ劇場とアディジェ川。

 話が逸れましたが、このようにヴェローナに都市を造ったローマ人たちは、ヴァルポリチェッラでも生活をしていました。2000年にはなんとヴァルポリチェッラ地区ネグラールのブドウ畑の下からローマ時代のモザイクの遺跡が見つかったそうです。

ヴァルポリチェッラのネグラール村で見つかったローマ遺跡。

 ローマ人たちは、ここでブドウ栽培をし、寒い冬の間には、摘んだブドウを竹の垣根の上に置き、とても凝縮した甘口のワインを造っていたそうです。その甘口ワインは、レティクムと呼ばれ、中世に入ってからは、アチナティクムと呼ばれました。これが「レチョート」という甘口ワインの原型であり、アパッシメント製法の起源です。味わいだけではなく、冷蔵庫のない時代に糖度の高いワインを造り保存性を高めたとも言われています。

 甘口ワインのレチョートから辛口のアマローネが誕生したのは1938年のこと。ある造り手が樽に入っていたレチョートを取り出し忘れていました。アルコール発酵が進み、すっかり辛口ワインになったレチョートを試飲したところ、少し苦味のある偉大な辛口赤ワインになっていました。このようにして、苦味を意味するイタリア語「アマーロ」からつけられた名前が「アマローネ」です。

 最後に、合わせるお料理の話を少し。アマローネは完成までに非常に時間のかかるワインです。時間をかけて造られたワインには、時間をかけて造られた煮込み料理などがベストマッチです。甘い香りと濃厚な味わいが甘辛タレのすき焼きにもよく合います。

牛ほほ肉の煮込みとアマローネ。和食だとすき焼きとも相性抜群です。

 マァジ社は1772年の創業時からずっとローマ人がこの土地で行っていたアパッシメントに近い環境で、伝統に基づいた製法でアマローネを造っています。2500年も前にローマ人たちが耕したであろう土地から生まれたこのワイン。悠久の歴史に想いを馳せながら嗜むのもアマローネのオツな楽しみ方でしょう。

 イタリアでは、結婚式や誕生日などのお祝いの席で飲まれることが多いアマローネ。日本で飲むならやはり年始でしょうか? ゴールドを基調としたうさぎ年ラベルのアマローネであればなおさら今年の運気もあがりそうですね。

●日欧商事株式会社

https://www.jetlc.co.jp/

●ECサイト

https://italiakara.myshopify.com/

概要

応募期間 2023年1月20日(金)~2023年2月19日(日)23:59
賞品 “コスタセラ・ルナー・イヤー”アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ(750mL 13,200円)
当選人数 2名様
応募方法 下のボタンより応募フォームにお進みいただき、必要事項をご記入の上、ご応募ください。
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