オイルをつけてみると……

 続いては、オイルをつけるバージョンです。

 先に、オイルから塗ります。

 私は3種類を使ってますが、夜のお手入れとの兼ね合いで使い分けているだけなので、どれが一番とかはありません。なので、それぞれの使用感をお見せしていきますね。

 まずは、最初に使い始めた「キールズ ミッドナイトボタニカル コンセントレート」。

キールズ ミッドナイトボタニカル コンセントレート

https://www.kiehls.jp/skincare/face-product/face-serums/kiehls-midnight-recovery-concentrate/819.html

 塗るとお肌の乾燥部分に入り込んで、スキンケアしながらも、しっかり膜を作ってくれる感じです。

 そしてきちんと膜ができるので、上にファンデーションを塗ると、ファンデーションの美しさがそのまま表現できる印象です。

 続いて、「キールズ デイリーボタニカル コンセントレート」。

キールズ デイリーボタニカル コンセントレート

https://www.kiehls.jp/skincare/face-product/face-serums/daily-reviving-concentrate/KHL497.html

 こちらは夜用に比べると、よりさらっとしている印象ですが、やはり強力に膜を張って保護してくれる感じです。キールズの2つとも、しっかりと濃厚ながら、しばらくするとすっと肌になじみ、べたつく感じはありません。

 続いては、日中の「ちょい足し」使用にもオススメな、「コモエース モイストオイル」。

 あたりがとても細やかで、オイルながらもさらっとしています。こちらも塗ってすぐに吸収されていく印象です。

 このいずれかのオイルを塗った後に、下地とファンデを重ねます。

 写真は、コモエースのオイルを使用したときのものです。

 オイルなしの時に比べて、お肌がしっとりとしているのがなんとなくわかりますでしょうか?

 念のため、オイルなしのバージョンと並べてみましょう。

 手での比較写真ではわかりにくいかもしれませんが、実際に顔に塗ってみると、違いを感じると思います。

 私の場合、オイルを使用すると、ファンデ後のお肌がしっとりつややかに仕上がります。

 しかもつややかに仕上がるうえに、オイルの上に塗るおかげか、シミやクマがうまいことカバーされて、「一枚岩」のような感じになります。

 また、ファンデや下地の使用量が少量で済みました。よって、コスパもいいのかもしれません。

 なお、オイルをつけすぎると、ファンデーションがよれてしまう場合もありますが、そんな時には綿棒でよれた部分を拭き取れば大丈夫! その後、ファンデが取れた部分に改めてさっと塗り足せばカバーできるので、ぜひ試してみてください。

にらさわあきこ

文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。
インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

Column

にらさわあきこの日々是実践美容道

 新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。

2023.01.22(日)
文・写真=にらさわあきこ