記憶に残るパフェを考案

 メニューを監修するのは、パティシエの林 巨樹さん。

 「最後まで食べ続けられる甘さに仕上げました。また来たくなるような記憶に残るパフェ作りを心がけているので、ぜひ何度でも味わっていただければと思います」

 「Remake easy」はバーということもあり、林さんはパフェとアルコールドリンクとのペアリングも提案しています。

 パフェの味わいや楽しみ方がさらに広がる、遊び心にあふれた仕掛けです。

 では、林さんがオススメするペアリングメニューを見てみましょう。

スパイシーな風味がアクセントに

 「イチゴの花畑パフェ」にペアリングするカクテルは「アマレットジンジャー」。

 パフェのやさしい甘さに対して、カクテルのスパイシーな風味がアクセントになる組み合わせとなっています。

 主役であるパフェの魅力をカクテルがググっと引き立てるんです。

ビターな味わいがよりくっきり

 「キャラメルショコラとバナナのパフェ」には、すっきりとした味わいのカクテル「アイリッシュコーヒー」をペアリング。

 パフェのビターな風味をカクテルが際立たせ、素材の味の輪郭がくっきりと浮かび上がります。

 「お酒は鼻から抜ける揮発性の香りがポテンシャルとして高く、一方スイーツは甘みから香りを感じるもの。両者をうまく組み合わせると、香りの二重奏、三重奏が口の中に広がっていきます。これがパフェをアルコールとペアリングするおもしろいところです」(林さん)

バーカウンターでは スマホの充電が可能

 また、痒いところに手の届くありがたい設備として、バーカウンターにはスマホのワイヤレス充電器が用意されています。

 大切な人との待ち合わせなのに、スマホの電池残量がギリギリという時も安心です。

 加えて「Remake easy」ではスマホの修理もできますので、ご希望であれば予約時に相談してみてください。

ソファー席でゆっくり語らう

 席数は全13席。

 半個室のソファー席も用意されています。

 客層は、おひとり様、カップル、同性同士などさまざまです。

 男女比は半々くらいだそう。

 店側が想定しているのは食事のあとの2軒目の利用。

 パフェとコーヒーを楽しむようなカフェ使いもできます。

 特に13時から営業している土曜日は、ランチ後に立ち寄るのもありですよね。

2022.01.03(月)
文=石川博也