■上五島(長崎県)

 美しい自然と、人々の厚い信仰心に心打たれた島。朝日と夕日が楽しめるホテル「マルゲリータ」も上質。隠れキリシタンのことをもっと学んで、再訪したいと思いました。

上五島

長崎県の西沖、東シナ海の南北約80キロにわたって、140あまりの島々からなる五島列島。「上五島」は、北側の中通島と若松島とその周辺の島々を指します。起伏に富んだ山がちの地形で、かつては道もなく行き来がしづらかった上五島。そんな悪条件を逆手にとって、江戸時代、多くの潜伏キリシタンが移り住みました。

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https://crea.bunshun.jp/articles/-/32696

■伊根町(京都府)

 1階は船のガレージ、2階は生活の場の、舟屋にステイ! 「舟屋の宿 あうら」の若き女将、ロゼの色あいが美しい日本酒を生み出した向井酒造の女将、気持ちのいい方々と出会いました。新芽が芽吹く春先がキレイだとか! そのころ、行きたい!

伊根町

約2000人が暮らす、京都府で二番目に人口が少ない漁村・伊根町。そんな伊根町には世界中を見回しても珍しい “舟屋”と呼ばれる建物群があります。約5キロにわたり230軒が連なり、「伊根町伊根浦伝統的建造物群保存地区」として認定されています。

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https://crea.bunshun.jp/articles/-/30330

■軍艦島(長崎県)

 ぜひとも、次回は上陸したい!! 昔、この島でかつて繰り広げた生活の断片を、感じてみたいです。

軍艦島

野母半島の西方、長崎港の沖約19キロに浮かぶ軍艦島。正しくは端島(はしま)ですが、島影が戦艦「土佐」に似ていることから、そう呼ばれるようになったとか。炭鉱町として、最盛期の1960年頃は当時の東京都区部の9倍の人口が暮らしていましたが、1974年に端島炭鉱は閉山。今は無人島となっています。

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https://crea.bunshun.jp/articles/-/30712

■黒島(長崎県)

 黒島マダムに作っていただいた「ふくれ饅頭」!!!! 美味しかったぁ!!!

 島の名産品尽くしの「島めし」、おなか空かせて食べに行きたい!(この時は「刺身定食」。島めしはさらに品数が増えて、ボリューム満点)。蕨展望所から見た五島列島にも感動。

黒島

日本一島の多い県、長崎県。208の島々が織りなす九十九島のうち、最も大きい島が黒島です。400人足らずの人口のうち8割がカトリック信者で、島内にはかつての島民の厚い信仰によって生まれた黒島天主堂が。細やかで美しい意匠が見て取れます。

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https://crea.bunshun.jp/articles/-/31295

2021.12.31(金)
文・撮影=古関千恵子