なかなか思うように旅行ができず、「旅に行きたい!」熱が高まっている方も多いのではないでしょうか?

 特集では、日本各地の観光のプロに、その土地ならではの秋の絶景・風物詩についてアンケートを実施。

 今回は、福島県観光物産交流協会スタッフが選ぶ、秋の風景5選をご紹介します。

 日本にはまだまだ知られていない絶景がそこかしこに。この先の旅の候補地にぜひ。

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆白水阿弥陀堂

 白水阿弥陀堂は、藤原清衡の娘・徳姫が、夫・岩城則道公の供養のために建立したといわれる寺院。平安時代後期の代表的な阿弥陀堂建築物で、県下唯一の国宝建造物。

 紅葉の時期には夜間にライトアップが行われ、御堂や樹木、橋梁等が闇夜にまばゆく浮かび上がる。

「美しい曲線を描く御堂の屋根と浄土式庭園とが調和した、優美な姿を見せてくれます。

 また、秋には大イチョウやモミジなどが美しく彩ります。紅葉の見ごろは11月上旬から中旬です」(福島県観光物産交流協会観光部スタッフ)

白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)

所在地 福島県いわき市内郷白水町広畑221
http://shiramizu-amidado.org/

2021.10.28(木)
文=佐藤由樹