秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚については、今なお国民のあいだでさまざまな議論が巻き起こっています。「文藝春秋」2020年2月号掲載の「眞子さまは小室圭さんを諦めない」を特別に全文公開します。(全2回の1回目/後編へ続く)

(※年齢、日付などは掲載当時のまま)

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長く続くご心労で痩せた秋篠宮さま

〈昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております。(略)(長女の眞子さまと)結婚のことについては話をする機会はありません〉

 2019年11月20日、皇嗣殿下として初めての誕生日会見で、秋篠宮さま(54)はこう述べられた。

 眞子さま(28)と小室圭さん(28)の「婚約延期」が発表されて、20年2月でまる2年。「今の気持ち」とは、他ならぬ長女眞子さまの今のお気持ちのことだ。

「眞子さまと圭さんのご結婚話は依然として進展がありません。会見のお言葉にあったように、秋篠宮ご夫妻と眞子さまは、日常生活についてのお話はできても、ご結婚に関しては一切話をしなくなっている。眞子さまは、特に母親である紀子さまに対して根強い不信感を抱いているようで、母娘の隔絶はこの2年間、広がるばかりでした。現状では、修復の糸口さえ見えない状況です」(宮内庁関係者)

 この日の会見は秋篠宮さまお一人。立ち会った宮内記者たちの間では「殿下は痩せられたのではないか」と話題になった。長く続くご心労が察せられたという。紀子さま(53)は9月のお誕生日に際し、宮内記者会からお一人の会見を要望されていたが、それに応えることなく〈(延期に関し)現状や今後についてお伝えすることは、控えたい〉と文書で回答された。

 秋篠宮ご夫妻が圭さんに初めて会ったのは、いまから6年以上前の2013年頃のことだ。圭さんが眞子さまにプロポーズしたのはその年の暮れとされる。

 そのとき紀子さまは、圭さんを心から歓迎された様子だったという。

2021.09.30(木)
文=「文藝春秋」編集部