シンプルなルールながらハマること間違いなし

 外出がはばかられる昨今。友達や恋人、家族とのおうち時間にも、流石にマンネリを感じてきた人も少なくないのではないでしょうか。

 そんな方にご提案したいのが「ボードゲーム」です。ボードゲームというと何だか古臭く感じるかもしれませんが、最近テレビでもよく取り上げられるようになってきた、オススメ“暇つぶし”エンタメなんです。

 大人数で楽しめるものから、2人でも充分楽しめるもの、30分以内にできる簡単なものから、1時間以上にもわたる壮大なバトルを楽しむものなど、無数のプレイスタイルが存在し、内容もフレッシュなアイデアに満ちたボードゲームたち。

 今回は、350種類以上ものボードゲームで遊べるカフェ「JELLY JELLY CAFE 渋谷2号店」の店長・望月康平さんに、初心者でも短時間で簡単に遊ぶことができるボードゲームを5つ紹介していただきました!

えっと、このカード見たっけ……記憶力を競うゲーム

●「デジャブ」

 「デジャブ」は、15分ほどで遊べる2~6人用の簡単な絵合わせ系ボードゲーム。

 ルールは簡単。まずは、卓上にサングラスやドーナツなどを形どったタイルを広げます。次に、同じようにさまざまな絵柄が描かれたカードの山札を用意。上から1枚ずつ順にオープンしていき、そのカードに描かれた絵柄を記憶します。

 開いていく中で、同じ絵柄が2度目に出てきたと思ったら、その絵柄と同じ形のタイルを探し、早取りしていくというものです。

 この手順を何周か繰り返し、取ったタイルの数が多い人が勝利となります。一方で、お手つきをしてしまったら即脱落となり、ポイントはなくなってしまうので要注意です。

 「スコップと斧のように少し似た絵柄があったり、2周目以降のゲームでは、ゲームを繰り返すごとに記憶があやふやになったりと、“デジャブ”に悩まされるのを楽しむオススメのゲームです」(望月さん、以下同)

2021.05.21(金)
文=海老エリカ(A4studio)
撮影=佐藤 亘