■作り方
(1) 電鍋の内鍋に丸鶏をいれてから米酒、からし菜と塩以外の材料を全部入れ、材料が全部かぶるくらいまでの水を入れます。
(2) 外鍋に水1カップを入れてスイッチをオン。この場合も内蓋はせずに外蓋をそのまま直接かぶせてください。出来あがると自動的にスイッチが上がりますが、30分ぐらいを目安としてください。
(3) スイッチが上がると保温に切り替わるので、そのまま1時間放置します。※日本で販売している電鍋には、保温スイッチが付いているタイプもあります。その場合は保温スイッチを入れてください。
(4) (3)の鍋に、塩を入れて味を整えます。
(5) 別茹でしたからし菜とともに具材を均等に盛り付け、スープを入れて完成です。
電鍋を使わない場合の調理方法アドバイス
・鍋を使って煮込み調理をしてください。中火で沸騰するまで煮込み、沸騰したら弱火で1時間ほどコトコト煮込んでください。
今回は、電鍋で作る特別な年菜メニューを監修してもらいましたが、電鍋は、手軽な材料でいろいろな調理が簡単にできる、台湾の一般家庭には必ず一台あると言われている万能調理器具です。
現在は日本でも販売されているので、ぜひ皆さんもお試しください。台湾ロスな今、電鍋があれば自宅で台湾感を満喫できるはずです。
●紹介してくれたのは……
石田香織(いしだ かおり)さん
胃袋と心に沁みる日本家庭料理とおいしい焼酎を楽しめる老舗居酒屋「五右衛門」オーナー。あふれる電鍋愛から、不定期の電鍋料理教室を開催。基本的な操作方法や料理のコツ、さらには同時調理法などの応用編まで、各種コースを用意。４名以上の申し込みであれば単独グループ開催なども可能。詳細はインスタグラム(@kaori_denguo)またはメール(kaori＠goemon-taiwan.com)まで問い合わせを。
矢作 晃之(やはぎ てるゆき)
埼玉県出身。最近は会うかたから「日本語上手ですね」と言われますが100％日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げ、おかげさまで10年を超えました。現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!
Column
台湾ぶらぶら食べ歩き
現地在住の日本人コーディネーター矢作晃之さんがお伝えする、台湾グルメてんこもりレポート！
高級レストランからB級グルメまで情報満載です。
2021.03.25(木)
文・撮影＝矢作晃之
