「男性からアプローチされない」その理由は?

――萌子さんのプロフィールを拝見しますと、実家や別荘があわせて国内10か所もあるなど裕福な暮らしをされていて、ミス・ユニバース・ジャパンで入賞したりとモデルとしても活躍されています。いわゆる“高嶺の花”と呼ばれるような存在ですが、恋愛面で苦労したことはあるのでしょうか?

 お話していても、「どうせ」という言葉が前にあるんですよね。「どうせお嬢様だから、こういうことはできないでしょう」とか。

 そう言ってくるのは自己愛を十分に持てずにいる人で、自分と目の前の人を比べたがるんですよね。自分のものさしで決めつけるようなことを言われて、苦しい思いをしたことはたくさんありました。

 でも、これは私だけじゃなくて、人それぞれ、悩みや苦しみがあると思うんですよね。だから、決めつけるようなことを言われたからといって、前に進めないことはないです。そういう意見ももらいながら生きているのが私の人生なので。

 恋愛っぽくキャッチーに言うとすれば「だから男性からアプローチされない」かな(笑)。

――最近では、ロードバイクやランなど、旅先でのスポーツシーンを発信するスポーツトラベラーとしても活動していますね。子どもの頃から運動は好きだったのですか?

 好きでした。物心ついたときには、クラシックバレエと水泳はしていました。

――トライアスロンの大会にも幾度か参加されているとか。

 トライアスロンは5年前くらいからかな? 元々ランニングはしていて、ロードバイクを乗り始めたのが5年前くらいなんです。

 ロードバイクで屋久島を走ったら、見事にハマっちゃって。自分の体を使って、大好きな自然の中で世界遺産を見て回れる。こんなに心地いいことなんてないと思って。

 そうしているとロードバイクのコミュニティからトライアスロンの大会に誘われて、思い切って始めたらこれが楽しくて。

 だって、1度に3つもスポーツが楽しめるって、お得じゃないですか。

 マラソンの大会だったらマラソンだけで終わっちゃうし、ロードバイクの大会だったらロードバイクだけで終わっちゃう。でも、トライアスロンは「え! 1つのイベントで3つも遊べるの? お得!」と思って、ハマっちゃった(笑)。

――ロードバイクで旅をするのにおすすめの場所はありますか?

 自転車で走るルートはどこも綺麗なんですけど、コースがいいものでいうと対馬。

 対馬は日本よりも韓国のほうが近くて、「異国の見える丘展望台」という場所へ行くと、釜山のビル群が見えるくらい近いんですよ。

 そのあたりの景色も観ながら、海沿いを走ったり、小道や山側も走ったり。細長い島なので、南北で全然風土が変わってくるんです。私が行ったときは約130kmのルートを走ったんですけど、そのなかでいろんな表情を楽しめる島でした。

――海外ではいかがでしょうか。

 たくさんありすぎてどうしよう(笑)。

 イタリアの、ローマの北にあるガルダ湖のあたりとか、山がすごく多いので自転車で走ると気持ちがいいですね。車道と同じくらいいの広さのバイクパスがあるから走りやすいし、道端にコーヒーショップも多いですね。
 

2020.10.15(木)
文=CREA編集部
撮影=深野未季
スタイリング=鳥山悦代(One 8 tokyo)
ヘアメイク=石沢結希