2020年7月、コメダ珈琲の新業態店舗「KOMEDA is □(コメダイズ)」が東銀座にオープンした。

 「KOMEDA is □」は、原材料がプラントベース(植物由来)であるところが特徴。

 「お肉を休む日を、つくろう」という新しいライフスタイルの提案を形にした、環境負荷の少ない100%植物由来の喫茶店だ。

 気になる店名「KOMEDA is □」の「□」は、「コメダで過ごす時間にお客様が感じる、魅力や価値」を表しているという。

 Komeda is “relaxing” “delicious” “creative” “comfortable”など。「□」に入る新しい魅力をどんどんつくっていきたい、くつろぎの幅をもっと広げていきたい、という想いが「□=空欄」に込められているのである。

 従来のコメダと同様に、開店から11時までドリンクを注文するとトーストが提供されるのだが、ここで提供されるのはバターの代わりに「塗る豆乳クリーム」を使用したプラントベースのトースト。

 トッピングは上白糖不使用のジャムや小倉あん、ゴマとテンサイ糖シロップを混ぜたゴマコンフィの3つから選択可能だ。

 ランチにおすすめは、ダイズミートのパテに天然醸造、熟成の伝統調味料を贅沢に使ったオリジナル照り焼きソースといただく「べっぴんバーガー“アボ照り”」。

  “べっぴん”というネーミングに、“特別なもの” “普通より良いもの”を表す「別品」という意味が込められているバーガーは、米粉入りバンズを使い、美味しく食べ応えも抜群。

 コーヒー「コメ黒」は、アラビカ種100%のサステナブルなコーヒー豆を使った「コメダブレンド」とともに、レインフォレスト・アライアンス認証農園のコーヒー豆を使用した「レインフォレストシティロースト」や、コクのあるブラジル最上級グレードの豆をベースにキリマンジャロをブレンド。

 これまでお米を使ったメニューを取り扱ってこなかったコメダが、満を持して提供する国産米粉100%のコメパンケーキは、もっちりとした食感にこだわった逸品だ。

 また、夜は照度を抑えて落ち着いた雰囲気の空間で、アルコールも楽しめる。

 豆腐や米粉を使ったカラダにやさしくヘルシーなメニューとともに、朝から夜まで他のコメダにはない楽しみ方ができる「KOMEDA is □」。

 自然素材だけを使った壁や、床材、ライト、シンボルツリーの「再生の木」など、地球にやさしいくつろぎ空間に仕上がっている店内にも注目したい。

 美味しさと食べ応えにこだわった100%プラントベースのメニュー。落ち着いたくつろぎ空間を満喫できます。

KOMEDA is □ 東銀座店

所在地 〒104-0045 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア1階
電話番号 03-6260-6369
営業時間 7:00~23:00(L.O. 22:30)
定休日 年中無休 ※年末年始は変わる可能性あり
アクセス 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線 「東銀座」 駅より徒歩2分
https://www.komeda-is.com/

2020.08.03(月)
文=木間のどか