今日、何食べよう? って悩んだら、人気家料理家たちのリアルな食卓を覗き見して、献立のヒントをもらっちゃいましょう。

 第3回は、料理研究家の高山かづえさんの晩ごはんを紹介します。


アクセントになる食材で 料理の印象をがらっと変える

◆チキンのライムマリネソテー&にんじんのスパイスナッツサラダ

 「晩ごはんはスピーディーに。何を作るかを事前にだいたい決めておき、夫から会社を出たという連絡が入ると同時に、準備をスタートします。

 食材や調理が複雑なおかずを毎晩作るのは大変なので、基本的にはメインとなる食材を1つ決めて、それに風味や食感を変える食材をプラスするのが定番です」と高山さん。

「香味野菜やライム、ナッツなどを常備しておくと、同じ食材が連日食卓に出てきても、印象が変わるのでおすすめです。

 にんじんのスパイスナッツサラダは、近所の焼き鳥屋さんで食べたサラダを我が家流にアレンジしたものです。同じ味付けで、クレソンでも作れます。

 夕食はお酒を片手に、今日あったことを時間が許す限り話してリフレッシュしたいので、お酒のつまみっぽいものが多めです」

2020.07.22(水)
文・撮影=高山かづえ