成城石井のチーズケーキ、種類は無限大!

 ちまたでチーズケーキの人気っぷりは伝え聞いていましたが、ここまでとは。

 北海道生クリームレアチーズケーキ、レアチーズタルト……「成城石井」のチーズケーキには、スーパースターが勢ぞろいです。

 レアもベイクドもバリエ豊富ななかから、CREA WEB編集部が気に入っているものをセレクト。個性的なものから王道まで、口の中で甘く優しく溶けていくのはどれも同じ。極上のひと口、ぜひお試しを!


爽やかなテイストは 夏のスイーツにぴったり
#01 木苺のレアチーズタルト

 チーズケーキというより、見た目がクリームケーキのようなかわいさ♡ トッピングされた、小さなドライストロベリーが印象的な一品です。

 チーズクリームと、生地の間にラズベリーソースを挟まれ、ベリーの甘酸っぱい味わいが口いっぱいに広がります。しっかり冷やしていただくと、これまたクリアな酸味を味わえる。

 タルトといっても柔らかめです。多めのスポンジ生地が軽さを演出、生クリームも驚くほどあっさり。

 こってりというよりは、ライトなチーズケーキだから、スイーツが苦手な人でも意外にぺろりといける。2個入り、という危険な誘惑のスイーツです。

ほじほじしながら 贅沢に1本をシェア
#02 マンゴーとゴジベリーの杏仁チーズケーキ

 見た目が華やか~! 目を引く華やかさは、手土産にもうってつけ!

 今回買ったときは最後の1本でした。商品名にある「ゴジベリー」はクコの実のこと。コンポートされた実が、マンゴーチャンクやジャムと一緒に飾られています。

 長めのチーズケーキは、スプーンやフォークでほじほじ。全体的にぽろぽろっとするケーキを口に運ぶと、杏仁の香りに満たされます。生地には杏仁をすりつぶして粉にした高価な杏仁霜(きょうにんそう)が使われているだけあって、とにかく杏仁の存在感が凄い!

 クリームチーズのおいしさとも好相性。思わず、白ワインと一緒にいただきたくなるリッチな味わいです。

ミニでいて 濃厚なチーズ感があっぱれ!
#03 バスクチーズケーキ

 一世を風靡したバスクチーズケーキも、今や定番に。スペイン北部、バスク地方で親しまれる伝統菓子で、表面を真っ黒に焦がしたのが特徴。

 保存料は一切使われておらず、北海道産生クリームとしっかりしたナチュラルチーズの味わいが、非常に濃厚でボリューミー。バスク地方では「お酒のおつまみ」にもなるのが納得です。

 小さいけれどずっしり、な大物スイーツ。焦げ目を少しずつ崩しながら、苦めのアイスコーヒーといただくのがたまらないんですよね~。

2020.07.05(日)
文・撮影=CREA WEB編集部