米国のレンタルDVD業者だったNetflixが、インターネットを使った動画配信サービスを本格化したのは2010年代に入ってから。

 日本には2015年に上陸。全世界では1億8,300万ユーザー超えとか!?

 さらに近年一気に存在感を増し、話題となるのがNetflixのオリジナルコンテンツ。Netflix通7人にやみつき作品を聞きました。


すべてのマイノリティを勇気づける作品

「セックス・エデュケーション」

「日本の性教育の授業教材にすべき良作。性を扱うドラマって難しく、結局安易に愛という言葉に回収されてしまうことが多い中で、真摯に性と向き合うことに成功しています。

 10代のリアルな悩みも満載だから、観ていて救われる部分が多いはず。登場人物みんなが繊細で、個性的で素敵」(綿貫大介さん)

綿貫大介(わたぬき だいすけ)

編集者・ライター。2016年に編集長としてインディペンデントカルチャーマガジン「EMOTIONAL LOVE」を創刊。近著に『もう一度、春の交差点で出会う』、テレビドラマエッセイ『ボクたちのドラマシリーズ』。
●他におすすめの作品 「フラーハウス」
●鑑賞のおとも 亀田製菓「ソフトサラダ」オープン価格

2020.06.06(土)
Text=Ritsuko Oshima(Giraffe)

CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

偏愛のすすめ。

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偏愛の対象は人それぞれ。愛するものと出合った人たちの言葉は、どれも純粋な喜びに満ちていて、耳を傾けているだけで幸せな気分にしてくれます。パンダに魔女っ子おもちゃ、脚付きの器にカツカレーの食べ方まで。マイワールドを謳歌する人々の“偏愛”を盛りだくさんでお届けします。気になる作品満載のBOOK in BOOK「愛してやまない映画とドラマ」も必見です。