あー夏休み(TUBE)

 能天気なテンションと振り付けが肩こりに効く。

 デスクワークで凝った二の腕をフリフリしたり、硬まった腰をメロディーに揺れ揺れさせたりすると、普通のスクワットより10倍くらいほぐれが早い。

 さあ、明るい夏を想像し、TUBEと一緒にレッツ・エクササイズ!

どうにもとまらない(山本リンダ)

 妄想なら蝶にも花にもなれる、あなたは自由よ! と教えてくれる一曲である。

 山本リンダさんはとても真面目で、どこでも振り付けの練習をしていたそうだ。

 ある日、ショーウィンドウに自分の姿を映してこの曲の激しいフリを必死で練習し、中にいた人がビビりまくったというエピソードは何度聞いても萌える。

ラ・セゾン(アン・ルイス)

 「六本木心中」「あゝ無情」も聞きごたえがあるのだが、今回は作詞:三浦百恵(山口百恵)&作曲:沢田研二という昭和歌謡史で最も華やかな布陣のこの一曲をチョイス。

 せっかくなので思いきり着飾り、部屋で踊ろう。

 新しい自分が見つかるかもしれない。ラ・セゾーン!!

ブルドック(フォーリーブス)

 荒っぽいが気のいい不良に「泣くな、強くなれ」と大きな声で気合いを入れられたと思いきや、なぜか最後の決め言葉に「ニッチもサッチもどうにもブルドック!」と言われ「エエッ、突然何? どういう意味?」と戸惑う、そんな気持ちが味わえる乱暴な励ましソング。

 ドMの方におススメだ。

2020.04.21(火)
文=田中 稲