#1 『ゲゲゲの鬼太郎』ねこ娘役 庄司宇芽香インタビュー

 約50年の歴史を持つアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の、設定画&名場面集、声優・スタッフインタビューなどで構成したムック『ゲゲゲの鬼太郎 CHARACTER BOOK ねこ娘大全』『ゲゲゲの鬼太郎 CHARACTER BOOK ねずみ男大全』が2020年3月3日(火)同時発売。

 現在放送中の第6期『ゲゲゲの鬼太郎』でのねこ娘は、モデル体型の美少女になり話題沸騰! 演じる庄司宇芽香に話を聞いた。

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#2 キャラクターデザイン・総作画監督 清水空翔
#3 ねずみ男役 古川登志夫
#4 シリーズ構成 大野木寛
#5 池上遼一が語る水木しげる


喜びよりプレッシャーのほうが大きかった

――『ゲゲゲの鬼太郎』のねこ娘役に決まったときのお気持ちを教えてください。

庄司 決定の連絡は電話で受けたんですが、そのときの会話の記憶がないくらい、びっくりして体が震えました。

 初めは、「嬉しい! やった!!」という喜びの気持ちよりも、「あ、あのねこ娘をやるのか……」というプレッシャーのほうが大きかったですね。気持ちが落ち着いたのは、アフレコが始まってからです。

――オーディションにはどのような気持ちで挑まれたのですか?

庄司 じつは私は犬山まな役(編注・第6期オリジナルキャラクター。人間側のヒロイン)でオーディションを受けていたんです。

 でも、ねこ娘はずっと憧れの役だったので、オーディションだけでもいいからやってみたくて。そこでダメ元で「ねこ娘も受けさせてもらえませんか?」と東映アニメのスタッフさんに頼もうと思ったんです。

 そうしたら、まなのオーディション終了後、スタッフさんの方から「ねこ娘もやってもらえますか?」と言っていただけて。結果、ねこ娘を演じさせていただけることになりました。

 このような経緯があるので、「ねこ娘」という役には特別思い入れがあります。

2020.02.25(火)
文=「文藝春秋電子書籍」編集部