まずはチェック! 今のあなたの卵巣力は?

□ やる気が出ない
□ 疲れやすくなった
□ ちょっとしたことでイライラする
□ よく眠れない、寝つきが悪くなった
□ 肌質が変わった気がする
□ 頭痛やめまいがよく起きるようになった
□ これまでとは何となく体の調子がちがう
□ くよくよしたり、気分がふさぎがちになる
□ 首から上に汗をかきやすくなった
□ 経血の量がだんだん少なくなってきた

 2つ以上当てはまるものがあれば、卵巣力が弱まっているかも。


 最近ちょっとしたことでもイライラする、顔に汗をかきやすくなった、よく眠れない……。これってもしかしたらプレ更年期?

「本格的な更年期に入る前、30代後半から起きてくる体調不良。

 ストレスや生活習慣の乱れによって、自律神経や女性ホルモンの司令塔である脳の視床下部がダメージを受けるため、自律神経が乱れホルモンバランスが崩れることが原因となっている場合が多いですね」と話すのは、婦人科が専門の松村圭子先生。

 仕事や会社での人間関係、子育て、ママ友のつきあいなどさまざまなストレスにさらされているCREA世代は要注意だ。松村先生のクリニックにはSNSに疲弊したと訴える患者も多く訪れるそう。

 もう一つ、体調不良の誘因となるのが、30代後半頃から始まる卵巣機能の低下だ。松村先生によれば女性にとって卵巣は体の要ともいえる存在だという。

「卵巣は女性ホルモンを分泌する働きと、卵子を周期的に放出して生殖につなげるという二つの大きな働きを持っています。毎月、月経のサイクルが守られているのも、卵巣がきちんと働いてくれている証なのです」

 女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがある。

 エストロゲンは、肌や髪のハリやツヤを保ったり、骨や血管を維持したりする作用がある。女性が美しく健康でいられるのも、卵巣が生み出すエストロゲンのおかげだともいえる。

 しかし、卵巣の機能が低下してくると、女性ホルモンの分泌も少しずつ減少。30代後半から妊娠しにくくなるのも卵巣機能が衰えてくるから。

 やがて、女性ホルモンの分泌が急激に減少する40代後半頃になると、ホルモンバランスが崩れることで自律神経が影響を受け、発汗やのぼせ、疲労、不眠といった、いわゆる更年期症状が出てくる。

2020.02.09(日)
Text=Kaoko Saga(Lasant)

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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