最低1カ月は余裕をもって! スムーズな卒乳のコツ

 突然おっぱいを取り上げてしまうと赤ちゃんは混乱し、余計おっぱいに執着することも。スムーズに卒乳するためには事前によく計画を練り、もし失敗した場合はまた時期をあらためて挑戦してみよう。

(1) 卒乳計画を立てる
 卒乳のカギは3日間おっぱいを飲ませないこと。できれば夫や両親などにも協力をお願いし、赤ちゃんがおっぱいだけに執着しない環境づくりを。

(2) 授乳時間を短くする
 これまで15分だった人は10分に、翌日は8分など、1回あたり飲ませる時間を少しずつ短くしていこう。無理のない範囲でOK。

(3) 回数を減らす
 次に授乳の回数を減らしていく。夜よりも昼間のほうが成功しやすいかも。泣いているときは水分を与えたり、抱っこするなどのケアを。

(4) 3日間与えない
 ここが一番の難関。どんなに泣いても3日間おっぱいを与えないこと。もちろん哺乳瓶の使用もNG。水分はお茶などにとどめて。

(5) おっぱいのケアをする
 3日間を乗り越えたら母乳の出番は終了。たまった母乳を出し、さらに5日ほどためてまた搾乳。これを数回繰り返せば卒乳完了!

2012.11.06(火)
text:Ikuko aihara

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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