みなさんとコミュニケーションを取りたい

――「ペク・ドンス」のような歴史ドラマと、「笑ってトンヘ」のような現代ドラマでは、演じるうえでの違いはありますか?

 時代背景も全然違いますし、扱っている内容も違うので、自然といろいろな違いが生じてくると思いますね。だからといって、時代劇はこんな演技、現代劇ではこんな演技で……と、勝手に決めつけて演じたりはしません。ごく自然な流れとして、身をまかせて演じることにしています。

――最後に今後、俳優としてどのような活動をしていきたいですか?

 新たな作品に臨むたびに、自分の最善を尽くし、作品のためにたくさん悩み、たくさん準備をしたいです。そして、常にスタッフやキャストのみなさんとコミュニケーションを取っていきたいと思います。もちろん、観客や視聴者のみなさんとも、できるだけコミュニケーションを取れたらいいと思いますね。これからも、いい演技といい姿をお見せするように、僕は努力し続けたいです!

チ・チャンウク
1987年7月5日生まれ。韓国出身。180cm、AB型。檀国大学校演劇映画科在学中からミュージカルや短編映画に出演。2009年のドラマ「ソル薬局の息子たち」の末っ子役で注目され、10年の「笑ってトンヘ」に主演。続いて11年に主演したのが「ペク・ドンス」。10年には『コ死 2: 教育実習(日本未公開)』で映画デビューもしている

『ペク・ドンス』
謀反の罪で捕えられた王の側近・サグェンの妻が産み落とした、腕と足に障害を持つドンス(チ・チャンウク)。成長した彼は運命的に出会ったヨ・ウン(ユ・スンホ)とともに、王の護衛部隊「壮勇衛」に入隊。厳しい訓練の中、2人は友として、ライバルとして成長していく
donsu.jp

「ペク・ドンス <ノーカット完全版>DVDBOX 第一章」
価格¥19950/5枚組/初回特典:写真集(24P) 封入特典:ブックレット(16P)
発売日 2012年7月18日
発売元・販売元 ポニーキャニオン (C)SBS
※第二章は8月2日発売、最終章は8月15日発売予定

Column

厳選「いい男」大図鑑

 映画や舞台、ドラマ、CMなどで活躍する「いい男」たちに、映画評論家のくれい響さんが直撃インタビュー。デビューのきっかけから、最新作についてのエピソードまで、ぐっと迫ります。

2012.06.18(月)
text:Hibiki Kurei