ひとりで気軽にフルーツサンドを楽しめるお店や、実力派パティシエが意匠を凝らした大人のフルーツパフェを味わえるお店が都内に急増中。スイーツジャーナリストの平岩理緒さんに、それぞれのおすすめ4店を伺いました。

 第2回はフルーツパフェ篇!

» 第1回 フルーツサンド篇

繊細で洗練された味わいが
舌の超えた大人のファンを魅了

 ひと昔前はたっぷりの生クリームにコーンフレークを合わせたお子様向けのパフェが主流でしたが、近年は実力派のパティシエが手間暇かけて作るレベルの高いパフェが登場。舌の肥えたスイーツファンをも魅了する、繊細で洗練された味わいが楽しめるようになりました。

 パフェのメニューも多く揃える「グラッシェル」は男性にも人気が高く、「パティスリィ アサコ イワヤナギ」は毎月必ず訪れるという熱烈なファンも多いそう。目の前で鮮やかに作り上げてくれる「アトリエコータ」や、パティシエが新メニューを開発してから格段においしくなった「ニューヨークラウンジ」など、シェフの感性がきらめく作品を味わって。

カスタードとフルーツの
口福な出合い

[表参道]
◆GLACIEL OMOTESANDO
(グラッシェル 表参道)

懐かしくも新しいプリンと果実のハーモニー。プリンパフェ 1,500円。

 シェフの子どもの頃からの好物で、理想の味をいつか作りたいと夢み、完成したプリンパフェ。ぷるぷるの特製プリンを彩るのは日本各地の農家から仕入れる旬真っ盛りの3種のフルーツやエルダーフラワーのジュレ。新しくも懐かしい幸せの味。

GLACIEL OMOTESANDO
(グラッシェル 表参道)

所在地 東京都渋谷区神宮前5-2-23
電話番号 03-6427-4666
営業時間 カフェ 11:00~18:00(L.O.)
http://www.glaciel.jp/

2017.05.31(水)
Text=Kaori Minetsuki
Photographs=Tamon Matsuzono

CREA 2017年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

東京ひとりガイド。

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定価780円