スキンケアの整理整頓は、朝晩欠かせない化粧水から。ロングセラーから最新作まで、星の数ほど名作が存在する中から、まずは本当に頼りになる1本を選ぶことからはじめよう。

意外性と驚きで選んでみたい
 文=齋藤 薫

 最初に裸の肌を包むものだけに、下着のように自然に手が伸びる肌触りの妙を選ぶのは当然のこと。でも今はヒートテックの如く化粧水にも高機能ものが増え、機能と処方自体を競うようになっている。

 時代とともに化粧水の役割は変わり、例えば“とろみ”があればそれだけでOKという時代もあったけれど、少なくとも今は「水でそこまでやるの?」と驚くほどのエイジングケアや、全方位トラブルケアのような重厚な1本を選ぶ時代。

 そういう意外性と驚きで選んでみたい。ちなみに、誰もが知るロングセラーたちは何十年も前に生まれたのに、未だにそうした驚きがあるのはやはり奇跡的。ロングセラーに化粧水が多いのも、水に溶かした効果には底知れない魔力があるからなのだ。特にこの数年、そうした神秘的な力を持つ化粧水が一気に増えたこと、決して見逃さないで。

#01
SK-II (エスケーツー)

フェイシャル
トリートメント エッセンス

160mL 17,000円(編集部調べ)/SK-II

ある特別な酵母が究極の条件下で
作りだす、奇跡の化粧水

「言わずと知れた発酵系コスメの先駆け。誕生から36年たった今、まさに発酵系が一大トレンドであることが、超先進性と揺るがぬ正しさを物語る」(齋藤さん)

 杜氏の手が美しいことから、発酵に着目して研究がスタート。ピテラ™の美肌効果はいまもなお、解明が進められている。

SK-II
フリーダイヤル 0120-021325

2017.03.07(火)
Text=Kaoru Saito、Miyuki Nagata
Photographs=Shinsaku Kato
Styling=Mariko Nakazato

CREA 2017年4月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

美容の整理整頓、はじめる。

CREA 2017年4月号

いいものだけをシンプルに
美容の整理整頓、はじめる。

定価780円