桃色仔羊のラックにうっとり

ハーフラック。肉質が緻密でむちむちとした羊ちゃん。お育ちがいいのか、甘やかなとてもいい香りがする。

 さて、結局食べたラムラック。こちらはカットしてあるので写真が撮れてよかった……。桃色の焼き具合にほとばしるのを禁じ得ない肉汁! さすが羊の国ニュージーランド、ちょっぴり丸々とした羊ちゃんなのでしょうか。大ぶりの印象だ。大きいのは量的にうれしいだけでなく、やはり肉汁が中で回って美味しいように個人的には思っている。骨のふちはカリリと焼けているし、限りなく理想的!

 もう、結構前になるが、オーストラリアの最新(笑)レストラン取材に行った時、取材のあとのプライベートな食事で食べたドカーンと焼いたお肉が最高だった。正直、最新(笑)レストランよりもまったくもって美味しい。焦げるほど焼かれた肉塊と山盛りポテトをむさぼりながら「こんなお店が東京にもあったらいいのにな~」と思っていたが、そのニュージーランド版というわけか。これは文化として素晴らしいからもっともっと広がって欲しいと思う。全力でハマりたい!

Column

北條芽以のLOVEレストラン

美味なるLOVEなひと皿を求めてレストランに通う日々。
著者が偏愛する、この季節、このお店のLOVEはいったい何? あなたの次のレストラン選びに参考になること間違いなし!

2011.12.15(木)