ひらりさが『エルピス』佐野亜裕美と考える、「泥沼の友人関係」「キャッチーなラベリングの功罪」
「自己を省みるとはこういうことなのか、と深く考えさせられる上にそこに紡がれている物語もとても面白くて一気に読みました」。文筆家・ひらりささんの新刊エッセイ『それでも女をやっていく』に、こう感想を寄せて帯を綴ったのはドラマプロデューサーの佐野亜裕美さん。10歳ほど離れた親しい友人関係であり、ともに「ほとんど男子校な世界」の東京大学出身という2人は、「女」を取り巻くラベルを見つめ直す作業を実生活でどう実践し、作品と向き合ってきたのだろうか。
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2023.3.28