90年代ごろに登場した東京のグルメバーガーはアメリカそのものの味ではなく、独自に進化しているのがおもしろい。ハンバーガー探求家の松原好秀さんが、老舗から新店まで、おすすめの4軒をご紹介!
見た目のかわいいミニバーガーだけれど、肉の存在感はしっかりあってボリューミー。パクチーソースなど、手づくりソースも独創的。ライトに食べられるサイズ感で、女性でも2種類を食べる人がほとんど。
成長ホルモンを使わず育てた放牧牛や有機野菜、オーガニック調味料でつくるニューヨークの人気店。パティは150グラムもあるけれど、素材がいいからペロッと食べられて胃もたれ知らず!
旨い肉を探し求め、農場指定・部位指定のブロック肉を店で手切り。飴色に炒めた玉ねぎが赤身肉の滋味を引き立て、炭の香りが食欲をかき立てる。さらにパティが最高で、嚙めば嚙むほど味が出る。
両国の評判店の“ワイルドアウト”は、バンズの代わりにパティで具を挟む奇跡のような一品。粗く切った肉がごろごろ入って、頰張ると肉汁がどっと溢れる。ミディアムレアのステーキを食べているみたい!?
CREA 2018年5月号
4月7日発売
3月10日発売(季刊)
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