ジェノヴァの美味を満喫する 絶品レストラン6選

ジェノヴァの美味を満喫する 絶品レストラン6選

毎朝買いつける魚介の鮮度が評判!
ジェノヴァの気軽なシーフード食堂

 海と山に挟まれたジェノヴァとリグーリアの地方料理は、即ち良質な食材中心の料理。新鮮な魚介類に、海面から陽光が照り返す丘の斜面ではタジャスカなどオイル好適種のオリーブやバジルにハーブ、野菜が育ち、山ではジビエやキノコもとれるなど、食材の水準が素晴らしく高い。

 時として、驚くほど大胆でミニマルな組み合わせながら研ぎ澄まされた手法というより、食材の恵みや鷹揚さが際立つ味わい。シンプルなのに真似できない、そこがリグーリア料理の凄みだ。

» 第1回 くつろぎと美食が両立した「Le Cicale in Città」
» 第2回 山間のレストラン「Trattoria detta del Bruxaboschi」
» 第3回 クリエイティブな伝統料理「Il Marin」
» 第5回 ローマ法王御用達の絶品ペスト「Zeffirino」
» 第6回 リグーリア流の海鮮料理「I Tre Merli」

◆ Antica Osteria di Vico Palla
(アンティカ・オステリア・ディ・ヴィコ・パッラ)

魚市場の隣という地の利を生かす
気のおけない食堂感覚の一軒

左:“ジェノヴァ風ミネストローネ”。9ユーロ
右:“カラマーリとグリーンピースのブリッダ(トマト煮)”14ユーロ。刻んだ足や身を小イカに詰めて。

 16世紀からオステリアだった場所で1999年に創業。オーナーシェフのマウリツィオさんが隣の魚市場で毎朝選りすぐった、旬の魚介の料理が評判だ。片口イワシをふんだんに用いたジェノヴァ風ミネストローネなど、優しい味が嬉しい。

左:オーナーシェフのマウリツィオさん。
右:“ヴィコ・パッラ”は旧港の倉庫街にある狭い通りの名。昔ここにあったオステリアにはルーベンスも足を運んだのだとか。

 一方でジェノヴァっ子には懐かしい、船乗り伝統の保存食であるストッカフィッソ(干し鱈)やバカラも定番メニューに名を連ねる。

1999年の創業時から地元でも評判。店内面積は3倍に拡張された。

Antica Osteria di Vico Palla
(アンティカ・オステリア・ディ・ヴィコ・パッラ)

所在地 Vico Palla 15r, Genova
電話番号 010-2466575
営業時間 12:15~14:45、19:15~22:45
定休日 月曜
URL http://www.osteriadivicopalla.com/

<この記事の掲載号>

CREA Traveller 2016年冬号

イタリア 奇跡の海岸へ
憧れのリヴィエラ
Italia, la bella paradiso

定価1010円(税込)

2016.02.15(月)

取材・文=南陽一浩
撮影=橋本 篤
コーディネイト=高橋 恵

※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

CREA Traveller 2016年冬号

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