暦の上では朝晩の冷えこみも厳しさを増し、山々の雪化粧も美しさを増す「大雪」。クリスマスのきらびやかなイルミネーションに誰もが心浮き立ち、ロマンチックな気分……かと思いきや、そうとも言えない女性が増えている様子。今回は、そんなドライなあなたへのお手軽処方箋。

セックスレスは冬に急増!?

 草食系男子vs.肉食系女子というような恋愛パターンが話題になってからというもの、積極的な女性ばかりがクローズアップされがちな現代。けれどその一方でまたひっそりと増えているのが、性欲減退な女性たち。

 そう、実はこれも、ひとつのシーズナル・プチ不調。

 街並みも気持ちもたぶん1年のうちで最大にロマンチックなのに、冬は性欲キープに重要な役割を担う「腎気」が不足しやすいシーズンでもあるのです。

行動がスローになったら、性欲減退の危機!

「腎(=腎臓)」は寒さの影響を強く受けやすい臓器であり人体の生命活動の基礎燃料となる、「精」を貯蔵する場所であるとされています。

 この「腎精」こそが、大人の生殖機能をつかさどる、いわばキーエレメント。冬に不足しがちであるがゆえに、精力も減退の憂き目にあうというわけです。

 もしや私も……と心配になったあなたに、ここで簡単なチェック方法をひとつ伝授。

 それは、今日の自分の動作が機敏か否か。漢方では、「腎」を“作強の官”と呼びますが、これは「腎」が動作に力や躍動を与える臓器である、という意味。動作が遅くなっている……と感じたら性欲減退のサインかも!? いますぐ対策を!

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2011.12.11(日)