今日の絶景

今日の絶景

ロシアの離宮を彩る絢爛たる噴水は
意外とエコロジカルなシステムを採用

Magnificent View #855
ピョートル大帝の夏の宮殿(ロシア)

(C) R. Ian Lloyd / Masterfile / amanaimages

 ロシアのサンクトペテルブルクの郊外にあるこの宮殿は、初代ロシア皇帝だったピョートル大帝が、ヴェルサイユ宮殿を真似て、当時の先端技術を導入して造ったもの。建造に約9年の年月をかけ、1723年に完成した。敷地内には、20の宮殿と7つの公園を擁している。

 世界遺産にも登録され、いまではロシアを代表する人気観光地となっているここだが、訪れる多くの人のお目当ては、宮殿そのものではなく、庭園にあるいくつもの噴水。なかでも有名なのが、ご覧の「ライオンの口を裂くサムソン」をモチーフにした噴水だ。

 噴水に使われる大量の水は、近くの丘の上に湧く自然水を利用するなど、豪華な見た目とは裏腹にエコロジカル。噴水に使われた水は運河を通って、フィンランド湾に注いでいる。

 夏の離宮だっただけに、噴水は秋になると稼動が中止となる。この絶景を見るためにも、ぜひ夏に訪れたい場所だ。

2016.02.02(火)

文=芹澤和美

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