夜中に起き出して、台所や食料品貯蔵室に忍び込む。冷蔵庫がなかった時代、そこは夢のような場所。現代風にアレンジして追体験するなら、こんな感じ!?

 少年少女文学っぽい瓶に目がない、「BEAMS創造研究所」シニアクリエイティブディレクターの南馬越一義さんと「Demi-Luxe BEAMS」バイヤーの林恵理子さんのお2人にお話を伺いました。

» 第2回 「りんごジュース」&「ドリンキングビネガー」
» 第3回 「メープルシロップ」&「マスタード」
» 第4回 「アルチザンジャム」&「はちみつ」

物語に出てきそうな瓶もの、集めました

 1958年に発表された『トムは真夜中の庭で』は、主人公のトム・ロングが“現在”と“ヴィクトリア朝時代”を行きつ戻りつする、時間ファンタジーの傑作。イギリスならではのティータイム、庭園、屋敷など情景描写が素晴らしいこの物語の中で、まず一番最初に読む人の心を奪うのが、台所から続く食料品貯蔵室。

 「男の子というものは、おなかがすいていてもいなくても、食料品貯蔵室へはいっていきたがるものだ」という一節しかり。たくさん並んだ様々な瓶や食べものを眺めるのは、なんだか宝探しをしているようでワクワクした気持ちになるもの。

 大好きな物語の世界を現代風にアレンジするなら、どんな瓶詰めが並ぶのか。人気セレクトショップのバイイングで世界中を旅する、南馬越一義さん&林恵理子さんのおふたりが、各地で見つけた目利きならではのおすすめの瓶詰めをピックアップ。昔からある伝統的な食材の、モダンな瓶ものをご紹介します。

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2016.01.19(火)
text=Mayumi Amano
photographs=Shinsaku Kato、Hirofumi Kamaya
styling=Mariko Nakazato
special thanks=UTUWA、AWABEES

CREA 2016年2月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

大人の少年少女文学

CREA 2016年2月号

人生の色んなことに迷ったら
大人の少年少女文学

定価780円

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