伊藤美佐季のジュエリーのある人生

伊藤美佐季のジュエリーのある人生

洋服や他のジュエリーにしっくり馴染む
フレッド「フォース10」のブレスレット

FRED
「フォース10」のブレスレット

〈上から〉2連ブレスレット(WG×SS) 255,000円、ブレスレット(WG×SS) 245,000円、2連ブレスレット(WG×SS) 255,000円/フレッド(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン) ※WG=ホワイトゴールド、SS=ステンレススティール

 腕には、いつもバングルやブレスレットなど数本を重ねづけしています。最近、かなりの頻度でつけるブレスレットが、フレッドの「フォース10」。ケーブル部分のカラーバリエーションが数多く揃っていますが、どの色を選ぶかで印象ががらりと変わります。私が好きなのはベーシックなニュアンスカラー。カーキを愛用していますが、どんな洋服にも馴染んでくれるところが気に入っています。

コート 163,000円、ニット 61,000円、パンツ 54,000円/アクネ ストゥディオズ(アクネ ストゥディオズ アオヤマ)、帽子 22,000円/カシラ(カシラ ショールーム)

 「フォース10」のいいところは、地金のバングルとブレスレットの中間のようなイメージで使えること。ケーブルもダブルに巻くものやシングルタイプなどあり、色と合わせて自由なコーディネートが楽しめますが、私は同色のグレーでまとめ、3本をレイヤードしてみました。

 実はバックルも地金の色やダイヤモンド、色石がセッティングされたものなど豊富に揃うのですが、全て同じホワイトゴールドで統一。あえてジュエリーを目立たせず、洋服に溶け込ませることで、余韻のあるスタイルに仕上げました。グレーだと、時計やほかのジュエリーと合わせても、しっくり馴染むと思います。

 ジュエリーを特別視するのではなく、同系色の服を注意深く重ねていく延長線上でコーディネートを考えるといいと思います。

創業者フレッド・サミュエルの息子が、妻のために作ったブレスレットとして1966年に誕生、フレッドのアイコン的存在となった「フォース10」。ヨットのケーブルやシャックルをモチーフにしたデザインで、極細のステンレススティールを編み込んだケーブルと、量感のあるホワイトゴールドのバックルがモダン。ケーブルの色、バックル部分の素材やサイズも、バリエーション豊富に揃う。

伊藤美佐季(いとうみさき)
ジュエリーディレクター。30代でイタリアに遊学、帰国後、スタイリストに。ジュエリーや洋服のスタイリングのほか、ジュエリーに関する講演なども行う。

<この記事の掲載号>

CREA 2016年2月号

人生の色んなことに迷ったら
大人の少年少女文学

定価780円

2016.01.20(水)

photographed=Masashi Ikuta(makiura office)
Styling=Misaki Ito
hair=ABE(M0)
make-up=Mariko Shimada(Takahashi Office)
model=Estella Brons
text=Miwako Yuzawa

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