お節は夫の手作り、福井から寿司も取り寄せて

 生活と仕事の二拠点目として軽井沢に家を借りてから、年末年始はいつも軽井沢で過ごしています。

 紅葉が終わると、ぐっと観光客が減りますが、年の暮れからはスキー客や海外からの観光客、家族でのお正月旅行とそれなりに人は多くなり、周りの別荘にも数軒に一軒ぐらいの割合で灯りがともるようになります。でも夏の大混雑には全く及ばず、道路が渋滞することはほとんどありません。

『伊勢ISEで幸せ開き』松尾たいこ・絵と文(小学館)から。

 私たち夫婦は、クリスマスが終わった頃に軽井沢に行き、年明け7日ぐらいまで、10日間ほど滞在します。一年で一番長く滞在している時期かもしれません。

 実際に、仕事をお休みするのは12月31日~1月2日の3日間。それ以外は普段通り仕事をしています。だけど年末までの〆切は終えて、どちらかというとじっくり腰を据えて取り掛かる仕事がメインになるので、気分的にはとても楽です。今回は、夫は著書の執筆、私は仕事のための資料読みがメインでした。静かなのですごく集中できるんですよね。ただし夫は週に2回、東京でのレギュラーの仕事を持っているので2日ほど日帰りで東京に行きました。

 お節料理もこちらで購入するようになりました。お気に入りのいくつかのレストランで、フレンチ風のお節を買うことが続きましたが、今年は購入せず、自宅でとてもシンプルなお正月料理をいくつか作りました。

元旦のシンプルなお正月料理。日本酒はたくさん飲みました。

 我が家はお料理全て夫が担当なので、全て夫の手作りです。内容は、黒豆、なます、数の子、お雑煮など。

 そして福井から鯖寿司とせいこがに寿司を取り寄せました。

 福井県は、鯖寿司が有名なんですよ。昔、海のない京都と福井を結んで日本海でとれた魚を運んでいて、そのメインが鯖。丸一日歩いて運んでも腐らないように塩でしめたのが始まりとか。せいこがには福井県で水揚げされたメスのズワイガニのこと。漁の時期が11月6日~1月10日と決められているので、この時期ならではの味わいです。

 新年から福井のおいしいものを食べたことで、「今年もますます福井で作品制作頑張るぞ!」と気分が盛り上がりました。

2016.01.16(土)
文・撮影=松尾たいこ