古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

バリから約50分で500年前へワープ! 
スンバ島のリゾートで自然に抱かれる

#078 Sumba Island
スンバ島(インドネシア)

バリから空路約50分でタイムトリップ!

島の南西部、約500ヘクタールもの敷地に広がるリゾート、ニヒワトゥ。すり鉢のような形をした伝説の岩がリゾート名の由来。

 バリ島から南東へ空路約50分。その1時間足らずの移動が、まるで500年の時をさかのぼったかのような感じを抱かせる、インドネシアのスンバ島。

 バリ島の約2倍の1万1000平方キロほどの面積をもちながら、人口はその6分の1の約65万人。そして、ほとんどの人々が先祖代々変わらない暮らしを守り続けています。

左:床下は家畜たちのスペース。竹を粗めに編んだ床からこぼれおちたご飯も、彼らのごちそう。
右:マーケットで見かけた男性。腰に差した剣も昔ながらの習慣。

 この島が最初に外国人の目に触れたのは、1522年のこと。探検家マゼランに同行したピガフェッタが、当時の様子を記録しています。

 上質なイカットをまとい、装飾品で身体を飾った誇り高い先住民について、そして息をのむような島の景色や手つかずの白砂ビーチ、緑の丘に点在する村、そして巨石の墓で埋め尽くされた谷について。当時は、サンダルウッドの森が島を覆い、空気もほんのりと甘い香りだったそうです。

小学校の前を通ったら、伝統舞踊の授業中でした。
練習の合間の一息は、どこの世界とも変わらない屈託のない笑顔。

 このサンダルウッドに目を付けたのが、アジアやアラブ諸国の輸入商。“サンダルウッドの島”と呼ばれていたスンバ島も、伐採を繰り返し、あっという間に禿山に。

 また、サンダルウッドと並び、スンバの輸入品として高く評価されていたのが、小柄で丈夫な馬。そのスンバ馬を運ぶためにイングランドでは特別船を建造したそうです。

<次のページ> 死者すら出るという血まみれの騎馬戦とは?

2016.01.16(土)

文・撮影=古関千恵子

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