成田から直行便でたったの約6時間

ベトナム最後の王朝の都として栄えたフエのグエン朝王宮。

 これまでハノイやホーチミン市が定番だったベトナム旅行。しかし今、ダナンやフエ、ホイアンなどのある中部地方が熱い注目を集めています。

古き良き町並みが残るホイアン。

 「そもそもベトナムの中部ってどんなところ?」と思う人もいるかもしれませんが、フエのグエン朝王宮やホイアンの旧市街、ミーソン遺跡など、世界遺産に登録された数々の見どころが点在。中部観光の要ともいえるダナンへは、成田空港からの直行便も毎日運行されています。

 さらに2016年4月29日から5月4日にかけて、フエでは2年に一度行われる「フエフェスティバル」も開催される予定で、世界中から数多くの旅行者が訪れる注目の地となっています。

バンヤンツリー・ランコーから望む美しいランコーの海。

 そんなベトナム中部ですが、とっておきの時間を楽しめるビーチリゾートもあります。なかでもおすすめは、ダナンから車で約1時間の場所にある「バンヤンツリー・ランコー」。アジアを代表する高級ブランド「バンヤンツリー ホテルズ&リゾーツ」による運営で、チュオンソン山脈の大自然に抱かれた、まさに大人のための隠れ家といえます。

 そこで次のページでは、旅行に行くのなら滞在にもこだわりたい人のために、筆者もお気に入りのベトナム中部を代表するリゾート「バンヤンツリー・ランコー」の魅力をご紹介します。

文=杉田憲昭