中村恭子のゆるマクロビをはじめよう

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お豆腐で生クリームいらずのパンナコッタ
「みかん」のマクロビレシピ

 穀物や野菜を中心とした食事法、マクロビオティック。この連載では旬の食材を使った簡単マクロビレシピを紹介します。オールベジとは思えないしっかりしたおいしさと食べごたえは、週末のブランチや友人の集まるパーティレシピにもぴったり。ストイックになりすぎない「ゆるマクロビ」をはじめましょう。

お豆腐のパンナコッタ 「みかん」ソース

 ビタミンC、クエン酸をたっぷり含んだみかん果汁を食物繊維たっぷりの薄皮ごと使ってみかんソースを作り、お豆腐のパンナコッタにかけていただきます。

 パンナコッタはイタリアのデザートでパンナは生クリーム、コッタは煮詰める、を意味し、通常は生クリームを加熱して砂糖やゼラチンを加えて冷やし固めて作ります。今回は、生クリームの代わりにお豆腐を用い、ゼラチンを使わずに寒天パウダーで固めて仕上げます。

 寒天から食物繊維が摂れる上、お豆腐の大豆イソフラボンも摂ることができるので、特に女性におすすめのスイーツです。同じく食物繊維たっぷりのみかんソースと合わせていただくことで便秘の改善に効果大です!

 風邪予防に疲労回復、美肌作り、便秘解消にと良いことずくめで食後に罪悪感なくいただけるのも嬉しいですね。

【旬の食材】みかん

 「みかん」を含むかんきつ類はインドや東南アジアが原産です。日本を代表するかんきつ類は温州みかんと呼ばれ、中国渡来のかんきつ類から偶然生まれた独自の品種と言われています。

 美肌を作り、免疫力を高め風邪を予防するビタミンCが多い他、疲労回復に効果のあるクエン酸も多く含んでいます。また、薄皮ごと食べれば食物繊維もたっぷり摂ることができるので、便秘を改善し、更には生活習慣病の予防にもつながります。最近では、みかんのオレンジ色の成分β-クリプトキサンチンにガンを抑制する効果があるということもわかってきました。

 マクロビ的にみると、やや陰性よりではありますが中庸(陰と陽の中間のエネルギー)に分類されていますので、冷え性の方も安心して食べることができる果物です。

 また昔から海風の当たる場所で栽培されてきたことから、(海の)魚の毒消しに良いとされてきました。お魚がメインのお料理の後には、みかんをデザートに選ぶと良いかもしれませんね。

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2016.01.15(金)

文=中村恭子
撮影=秋元良平

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