気になる世界の街角から

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英国のパブ文化から一線を画す
大人の隠れ家バーがオープン!

コンセプトは、シーモアおじさんの個人宅

 英国と言えばパブ、パブと言えば英国、というくらい、パブ文化が根強く染みついた英国ですが、時にはちょっと静かなバーでカクテルを傾けてみたい、と思うのは英国人もしかり。ロンドンでも、若者を中心にパブとは一線を画した大人のバーが人気です。

ドアを開けると、シーモアおじさんの収集品が所狭しと飾られています。無造作なようで、参考にしたというサー・ジョン・ソーンズ博物館を思わせる計算されたインテリアです。(C)Zetter Townhouse

 おしゃれエリアにもかかわらず、今までそんなバーが少なかったマリルボーン地区に、2015年8月に登場したのが、シーモアズ・パーラー。クラーケンウェルにあるゼッター・ホテル、ゼッター・タウンハウス1号店に続いてオープンした、同ホテルグループ3軒目のホテルの1階部分にあたります。

左:大きな看板もホテル定番の旗もないので、見逃してしまいそうな入り口。(C)Zetter Townhouse
右:アーチが印象的なインテリア。これもサー・ジョン・ソーンズ博物館を彷彿とさせます。(C)Zetter Townhouse

 1号店も同様でしたが、ゼッター・タウンハウスは、想像上のキャラクターを設定し、そのキャラクターの家というコンセプトでデザインされています。そのため、ホテルの看板もレセプションもなく、まるで個人宅を訪れたようなおもてなしをモットーとしているのです。

左:シーモアおじさんの収集品がびっちりと飾られています。
右:バー・スタッフのダニエルさん。ここでしか飲めないカクテルを味わえます。

 こちらのマリルボーン店のコンセプトは、「ちょっと茶目っ気のあるシーモアおじさんの家」(シーモアという名前は、ホテルのある「シーモア・ストリート」からとったもの)。シーモアおじさんは、世界中を旅しては、その土地のものを集めてまわるヴィクトリア時代の収集家という設定なので、バーのなかには、そんなおじさんのコレクションが所狭しと並んでいます。

<次のページ> オリジナル・カクテルにもストーリーが

2016.01.25(月)

文・撮影=安田和代(KRess Europe)

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