恩師である、関根勤の存在

――関根勤さんが監督し、千葉真一さんが出演された映画『騒音』の撮影現場に遊びに行ったことが日本での活動のきっかけになったそうですね。

 父に『騒音』の現場に連れていってもらったんです。最初は父だけが出演する予定だったんですが、急遽僕も出演することになりました。それで、今後のことを関根さんに相談したところ、「それなら僕の事務所(浅井企画)に入ったら?」と声をかけていただいたんです。

――千葉さんのモノマネでも知られる関根さんは、真剣佑さんにとって、どのような存在ですか?

 よく冗談で、“父です”と言っているんですが、本当にお父さんのような存在です。バラエティなどでご一緒させていただくだけでなく、日常でも食事に連れて行ってくださったり、面倒を見ていただいているんですが、会話が面白く、物知り。それにとても頭の回転が速いので、ツッコミというか、会話の返し方がスゴいんです。僕はまだまだ回転が遅いから、とても勉強になっています。あと、映画についても、とても詳しいので、いろんな見方をされているなぁ、と気づかされることも多いです。

――15年に『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』に出演されましたが、日本での活動開始早々、ライダー役に選ばれたことについて、どのように思いましたか?

 アメリカにいたとき、レンタルDVD屋さんで借りて観ていたので、憧れではありました。そのうえ、「変身!」と言える役を経験できるという機会はあまりないですし、役柄的にも二面性があったので、とても勉強になりました。

2016.01.01(金)
文=くれい響
撮影=深野未季