今日の絶景

今日の絶景

無数の頭蓋骨が地下墓地に並ぶ
ペルーの首都の歴史を語る建物とは?

Magnificent View #827
サンフランシスコ教会・修道院(ペルー)

(C) R. Ian Lloyd / Masterfile / amanaimages

 歴史的建造物が多く立つペルーの首都リマの旧市街。歴史地区として世界遺産に登録されているこのエリアの中でも、最も重要な建物と言われているのが、サンフランシスコ教会・修道院だ。17世紀に創設された大規模な宗教施設で、修道院と2つの教会のほか、図書館も併設されている。

 建設が始まったのは、1546年。だが、1656年の大地震により大部分が崩壊。翌年に再建が始まり、100年もの工事期間を経て、現在のような姿となった。2つの鐘楼と中央のファサードが美しい外観だけでなく、修道院の回廊を飾る17世紀の美しいセビージャタイルや礼拝堂も見どころとなっている。

 そんな荘厳な内装に劣らずここを有名にしているのが、カタコンベと呼ばれる地下墓地だ。頭骸骨をはじめとする無数の骨が整然と並ぶ光景に驚かされるが、これは、この教会で眠りにつきたいと望んだスペイン統治時代の人々の遺骨。歴史を物語る文化として、堂内の見学ツアーにも含まれている。

2016.01.05(火)

文=芹澤和美

同じテーマの記事

もっと見る

TRAVEL} 新着記事

もっと見る

  • ILTM
ページの上部へ