#10 ザ・リッツ・カールトン東京(六本木)

クリスタルとグラスアートの幻想的なチャペル

祭壇などには1万粒ものクリスタルがあしらわれ、さらにアートガラスが煌く個性的で繊細な雰囲気のチャペル。

 客室、スイート、そしてクラブラウンジの改装をこの秋に終え、グランドオープンした「ザ・リッツ・カールトン東京」。西洋的なデザインと伝統的な和の要素を融合したモダンジャパニーズを表現した空間と、リッツブランドならではのサービスとホスピタリティで、最上級の寛ぎを約束してくれるホテルとして、さらなる進化を遂げた。

 そんな「ザ・リッツ・カールトン東京」のウエディングは、「The Genuine Wedding (ジェニュイン ウエディング)」がコンセプト。“ジェニュイン(誠実な、真の)”なおもてなしをすべての新郎新婦、そして大切なゲストに提供。結婚式を挙げるカップル自身が結婚式の準備から当日までを楽しむことができるようにと、シンプルでありながら上質なウエディングを創り上げてくれる。

 晴れの日にふさわしい誓いの場は、個性的で繊細なデザインが目を引く幻想的なチャペル。祭壇や背面のガラスには、シャンパンの泡に見立てた1万粒ものクリスタルが。これは幸せなカップルを祝福するように、との意味が込められているのだそう。オルガンと弦楽器の生演奏、聖歌隊が奏でる音楽が鳴り響く中、壁一面の窓からは自然の光が降り注ぎ、荘厳なセレモニーを演出。挙式後は300平方メートルもの広さを誇るオープンテラスで、フラワーシャワーやブーケトス、記念撮影などでゲストと和やかなひとときを。

2015.12.12(土)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)