Barberyn Beach Ayurveda Resort
バーベリン・ビーチ・アーユルヴェーダ・リゾート

 スリランカ一の都会コロンボを離れ、島の輪郭を描くように走るゴールロードを南下する。1時間も走ると海と出会い、南に向かうほど、海は美しさを増した。

壁がなく吹き抜けになっているレセプションエリア。豊かな緑の向こうにウェリガマ・ビーチの青い海が見渡せる。

 滴のような形をした国、スリランカの南西海岸は、リゾートとして最も人気のあるエリアだ。小さなゲストハウスから、この国を代表する建築家ジェフリー・バワのデザインによる洗練されたホテルまで、さまざまな宿泊施設がビーチ沿いを彩る。主なホテルの大半がアーユルヴェーダの設備を整え、その本拠地ともなっている。

どの部屋も広めの間取りなので、のびのびした気分で滞在できる。施術を受けた後の午睡が至福の時。夜は蚊帳を広げて。

 アーユルヴェーダは、4000~5000年前のインドを源流とする伝統医療だ。隣国のスリランカにも同じぐらいの歴史があり、今も西洋医療と並び、地元の人たちの健康回復・維持に役立っている。薬草の力を借りてさまざまな病気を治療するだけでなく、幸せな人生を送るための基本として健康をとらえ、日々の理想的な暮らし方も教えている。

海の前に設えた海水プール。背高く伸びた椰子と緑に囲まれ、ビーチにはほとんど人がいないので静かに過ごせるのがいい。

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photo by Akiko Fukuchi
text by Sachiyo Iwase