鶏も牛も豚も羊も……！ 欲張り串焼きをお手軽に
ミヤザキ商店＜幡ヶ谷・中野富士見町・浜田山＞
毎回必ず頼みたくなるメニューがこちら。左から、「レバー(鶏)」110円、「ハツ(鶏)」110円、「ラムショルダー」160円、「しそチーズの豚巻」130円。これで合計510円。
大好きなお肉。いつだって、どんなときだって、お肉が食べたい。そう、お財布の中身をのぞいて「今月ピンチ！」という日にも、やっぱり食べたいのはお肉なのだ。そんなとき、私が千円札を1枚握りしめて駆け込むのが串焼きのお店「ミヤザキ商店」。
「安い串焼きはおいしくない(つまりおいしい串焼きは高い！)」というイメージがあるが、ここは本当に安くておいしい！ 都内に3店舗あるのだが「幡ヶ谷店が満席で入れない？ じゃあ他の店舗に行ってみるか」というリピート客がいるほど。活気ある店内で、店員さんが一本一本丁寧に焼き上げてくれる串焼きを、リーズナブルにいただける希少なお店なのだ。
特筆すべきはメニューのバリエーション。鶏肉、牛肉、豚肉はもちろん、ラム肉だってある。自慢の鶏レバー串、コリコリ歯ごたえがたまらない鶏ハツ串(感動的に美味)、ニンニクの芽やプチトマトをくるりと巻いて串刺しにした豚巻串もリピート必至！
左：身体がほっこり温まる「あつあつモツ煮込み」360円。寒い季節にじわーっと染みる美味しさです!!右：とろとろ玉子と本格チキンが美味しい「チキンライス玉子のせ」490円。ミニサイズ(390円)のオーダーもOK！
串焼き肉でお腹がいっぱいになるのも幸せだが、「ミヤザキ商店」ではそのほかの肉料理も安くてうまい。だからこそ「今月ピンチ！」というときの、私の心を満たしてくれるのだ。
リピーターさんに人気なのが「チキンライス玉子のせ」(もちろん私も大好き！)。チキンライスには串焼きにも使う鶏モモ肉を贅沢に使い、トロトロ玉子で包んだ、目にも麗しいオムライス。ご飯メニューなのに「肉食べてるわ～」という満足度の高い一皿である。
このボリュームでも、一皿500円台で！ 左から「もも」110円、「カワ」90円、「砂肝」130円、「豚バラ」110円、「フランク」130円。
どの店舗も、住宅街にひっそり佇む隠れ家的なお店なのだが、元気ハツラツなイケメン店員さんたちと、笑顔溢れるお客さんたちでいつも賑わっている。お財布が寂しい夜だって「ミヤザキ商店」に行けば、大満足なディナータイムが過ごせます。
ミヤザキ商店 中野富士見町店
所在地 東京都杉並区和田1-17-9
CREA WEB編集室 とうがらしハラ美(とうがらしはらみ)
編集室きってのグルメ女子。夕食はほとんど外食のため、エンゲル係数が高め。なかでも愛する肉料理は「ハムカツから牛しゃぶまで」と、幅広くリサーチ。おいしい肉料理を求めて日々、東奔西走する。
※この「CREA WEB編集室発 やっぱり肉が好き！」は、とうがらしハラ美がこれまで体験した至福の肉料理を、選りすぐってお届けする甘美なるお肉の回想記です。
Column
やっぱり肉が好き！
CREA WEB編集室きってのグルメ女子、とうがらしハラ美の甘美なる肉食回想記。ハラ美がこれまで体験した至福の肉料理を選りすぐってお届け。
2015.10.29(木)
文・撮影＝とうがらしハラ美
